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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。
今回は2022年3月17日にPROMVI GAMESよりPC向けにリリースされた『World Titans War』について生の内容をお届けしたいと思います。
『World Titans War』とは
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本作はリソース管理を行いながらサバイバルをしていくマルチプレイのFPS/TPSタイトル。従来のFPSタイトルのように生き返れば弾が補充されている……というわけではなく、草や木、家具や箱などのオブジェクトを漁り、武器でNPCやプレイヤーを倒して物資を集めつつ、空腹や喉の乾きも癒やして戦場で生き延びていきます。リスポーン場所はランダムで、装備はシャツ・パンツ・靴の3点セットのみ。また、倒されてリスポーンした際も持っているアイテムはリセットされます。
サーバーごとにキャラクターは作成可能で、既にキャラクターを作ったサーバーでも再作成することができるため、"やり直し"がきくというのもポイントです。プレイフィールとしては、『SCUM』の時代設定をWW2にしたものに非常に近いと言えます。
『World Titans War』の実内容に迫る!
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まずゲームを起動すると、マルチプレイヤーかオプションしか選べないという非常にシンプルなメニュー。マルチプレイヤーを選択してサーバーを決めると、キャラクターを作成することになります。キャラクターは外見だけでなく、スタミナやアサルトライフル、建築といった様々なステータスにポイントを振ることになりますが、ここは好み…といいたいところですが、走って移動するにもスタミナが必要になるため、スタミナに多めにポイントを割り振るのが筆者のおすすめ。
キャラクターを作成した後はリスポーンを行い、探索を行っていきますが、ここで重要なポイントが1つ。サーバーによってゲーム内の時間が異なりますが、夜にスタートしてしまった場合、何も見えないためアイテムを拾うどころではなく、プレイもまともにできない状況になってしまいます。そういった場合はしばらく待って改めてゲームをプレイするか、いくつか別のサーバーを試してみましょう。筆者は初プレイが夜だったため、ゲームの操作すら理解できないまま、約1時間をただ黒い画面の中なんとなくプレイする羽目になりました。さらに、運が悪ければ大量の敵のど真ん中にリスポーンして、画面が表示される頃には倒されてしまっていたりと、まさに生誕ガチャと言えるハードな仕様です。
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探索は簡単で、大まかに言えば建物を漁るか、道中にある草や木を採取するかの2択。草や住居に設置されている家具などのオブジェクトはそのままインタラクトで採取・漁ることができますが、木は石やロープなどの物資を組み合わせて作成できる斧が必要です。また、ログハウスのような住居には木を積み上げたオブジェクトが設置されており、そこに木が入っていることもあるため、無理に斧を作る必要がないとも言えます。
マップの国旗アイコンには注意
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一方、マップには各陣営の軍が確保・防衛している拠点と、一般人が護衛している家があり、一般人同士でも敵対してどちらかが倒されるといった状況は頻発します。たとえ運良く近接武器を拾えたとしても、銃相手に立ち向かうのはあまりにも無謀。そういった時には死体から銃などの装備を回収し、住民を倒してさらに回収し……と、様々な方法で少しずつ装備を整えていきます。ゆくゆくは自身の家を建築したいところですが、なかなかそれも難しい話。まずは遊牧民のように移動しながら、プレイに慣れつつ自身のスタイルを見つけていくのが良いでしょう。
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探索に便利なのがフラッシュライトで、かなり明るく照らしてくれ、夜でも探索が非常にしやすくなるため、なるべく最初期で見つけておきたいアイテム。また、探索という意味では、中~大きいサイズのバックパックも箱などの中に入っているため、見つけたら真っ先に大きいものに変えていきたいところです。バックパックがあるだけでもアイテムの持てる量はかなり増えるため、シャツとパンツだけとは全く世界もゲームも変わります。
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また、リスポーン地点を作ることのできるベッドやマットレスといった家具は、できるだけ早めに作っておきたいところ。作成にはそれぞれ対応したスキルが必要なものもありますが、ちょうど物資が揃ったため、最も手軽なマットレスを作り、その辺の林の中に設置しておきました。
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慣れてきた頃には、家の建築であったり、軍の拠点に攻めても生きて帰れるような強いプレイヤーになっているはず。特に筆者がプレイした時点では非常にプレイヤーが少なく、実質PvEに近い部分はあります。そういった意味では、ちょっとPvPはな……という人にも今ならおすすめできるタイトルと言えます。しかし、現在もまだ早期アクセス中でリリース直後のため、操作不能なバグやサーバーから切断した後はゲームを再起動しないと再接続できないといった謎の現象が散見される上、正常に終了してもキャラクターデータが消失しているなど、重大なバグも多数。これらの点を理解した上でのプレイを求められる点には注意が必要です。
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2022年3月17日記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:2,570円(税込)