Vampire Survivors - Early Access Trailer from poncle on Vimeo.
poncleは自らが手掛ける2Dローグライク『Vampire Survivors』について、Steamの開発者ページにて、今後の開発ロードマップを公開しました。
本作はヴァンパイアハンターを操り、画面を埋め尽くす勢いで襲いかかる敵を撃退しつつ制限時間30分いっぱいを生き残るローグライトゲーム。シンプルなグラフィックに簡単操作で遊べる戦闘は奥深く、ドロップなどの「運」の要素が明暗を分けることが特徴です。
2021年12月よりSteamにてPC(Windows/Mac)向けに早期アクセスが始まったにもかかわらず、年をまたいだ翌月には「好評」レビューが爆発的に伸びた人気タイトルでもあります(詳しくはこちらのプレイレポをどうぞ)。
投稿によれば、本作の現段階(パッチ0.3.1)における完成度は製品版で予定している内容の70%程度で、各要素について実装済みのコンテンツは下記の通りです。
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ただしこれらには、新しい2つのゲーム機能は含まれておらず、そのうちの1つ「Arcanas(アルカナ)」については、4月に実装予定とのことです。
これ以外にもストーリーモードに代わり導入を検討しているゲームプレイメカニクスについては、開発チーム内で「エンドレスモード」が主な候補として挙がっていますが、依然未定のようです。とはいえストーリーモードが完全に抹消されるわけではなく、このあたりの部分について、現時点では「あまり考えすぎないようにして頂きたい」とコメントが添えられています。
また新しいゲームエンジンへの移植は順調で、ゲームの動作自体は完璧。ベンチマークでは、パフォーマンスとフレームレートが従来の10倍にまで向上したそうです。
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現在ユーザーから希望のあがっている「キーマッピング」「レスポンスの向上」「テキストのローカライズ」といった機能については、この移植が済み次第対応されます。特に大量のオブジェクトによる画面の処理落ちは、ボトルネックだったCPU処理が改善され、バターのように滑らかな60fps動作になるとのことでした。なお、新エンジンのおかげで元々計画していたモバイル版でも遊べるようになり、近いうちに正式版リリースの案内もあるそうです。
大量の敵が大量の攻撃によって一気に溶けていく様が気持ち良いプレイ感の『Vampire Survivors』は、SteamにてPC(Windows/Mac)向けに早期アクセス中です。