本作は、風変わりで根本的に実験的なJRPGであり、多くの点で独自の存在感を放っている。時空を超えて展開するシンプルな(しかし楽しい)物語へのチャプターベースのアプローチは、変化に富んだ柔軟な体験を可能にしているのだ。リメイク版でHD-2Dを採用したのも素晴らしいし、本作が欧米で正式発売されるのも初めてである。本作は、好奇心旺盛な人、純粋に変わったものを楽しみたい人にはプレイ必須な実験的タイトルだ。
●Game Informer: 90/100●SpazioGames: 82/100
本作は、スクウェアと任天堂が幸運にも復活させることを決めた、短くて甘い、JRPGの驚くほど現代的なリメイクだ。おそらく本作のストーリーが何か賞を取ることはないだろうし、きっと世の中にはもっと広大で奥深いJRPGがあるのだろうが、それでも本作は日本のRPG好きにとって非常に良い選択肢だろう。
●Hobby Consolas: 80/100●GameSpot: 80/100
本作のプレイは本当に楽しかった。ゲームプレイと物語の多様性、素晴らしいビジュアル、そして素晴らしいサウンドトラックは、30時間の旅の間、私を夢中にさせ続けてくれた。まだ私が見落としていたかもしれないシークレットや小さなストーリーがいくつか残っているような気がする。30年近く経った今でも、『ライブアライブ』が驚きと破壊をもたらし、人々を魅了し続けているのは、まさに快挙と言えるだろう。時代を超えて愛されるこの作品は、今も、そしてこれからも、注目する価値がある。
●Nintendo Life: 80/100●The Games Machine: 78/100
本作はいろいろなことをやろうとしているが、そのすべてが同じ水準に達しているわけではない。全体的なシナリオは満足できるものだが、それぞれの冒険のスタイルがバラバラで、それでいてある種の単純さが根底にあるため、本作は深みのない短い冒険になっている。しかし良い調子のときはたしかにエキサイティングだ。
●COGconnected: 72/100●WellPlayed: 70/100
●Digital Trends: 70/100
本作は、ベースとなるゲームはRPGとしての完成度が低いままだが、演出面ではリメイクとして高い完成度を誇っている。
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ニンテンドースイッチを対象に7月22日発売の『ライブアライブ』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、82点(総レビュー数48件)をマークしています。
『ライブアライブ』は、1994年にスーパーファミコン向けに発売されたRPGのリメイク。8人の主人公が8つの異なる舞台で活躍するオムニバス形式が特徴です。メディアレビューでは、「実験的」や「多様性」という本作ならではの言葉があり、ポジティブに捉えられている模様。海外では初めて正式発売されたというのも(スーパーファミコン版は未発売)、海外のJRPGファンに歓迎されています。
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『ライブアライブ』は、ニンテンドースイッチを対象に発売中です。