スウェーデンのCoffee Stain Studiosによって2014年に生み出され、世界を空前のヤギパニックへと陥れた名作『Goat Simulator』が8年の時を超えて帰ってきました。その名も『Goat Simulator 3』です!
最新作のパワーアップ要素や「『3』の前に『2』はどこへ行ったんだ」という至極当然の疑問の答えに迫るため、編集部は京都で開催されたインディーゲームの祭典「BitSummit X-Roads」へと来日した開発チームを直撃。会場で体験できた先行版のプレイレポートと開発者へのインタビューをセットでお届けいたします。
……相変わらず最高っっっ!
より自由に、よりカオスに 制約のないヤギライフを
まずは早速『Goat Simulator 3』をプレイしてみることにします。主人公はもちろんヤギ。走ってはジャンプし、気になるものは舐めて引きずり、気が向いたら鳴く。基本的な操作はこれでOK。ヤギですからね。寝転がっていても大丈夫です。ヤギなので。
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舞台となるサン・アゴラ島で自由なヤギライフを満喫できる本作。オープンワールドになった世界で不思議な「ゴートキャッスル」を活動拠点に、『1』と同様に街中をパニックへと陥れることができます。
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かなり広大なマップでは何をするか迷いますが、基本的には最初から解放されているミッションや特定の行動でスタートするクエストをこなしていくことがプレイの指針になります。プレイで「カルマ値」を貯めると城内部の扉は開かれていくとのことで、試遊では開放できませんでしたがその先に何が広がっているのでしょうか……。
クエストのクリアなどで装飾品が増えていくので、着飾ってオシャレヤギになりましょう。中には特別な能力を得られる装飾品や、およそヤギらしくないスキンも存在します。
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今回の先行体験ではひとまずは農園の手助けをしてみたり、豆の樹に乗って世界を見渡してみたり、人に蹴られたり電線をグラインドしたりと多彩に街を駆けまわってみました。
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メェ~っと鳴くと成長していく豆の樹、なんと高さは無制限(開発者談)だそうです。伸ばし放題の眺め放題ってことですね。あと、ダンスを躍らせられるエモート機能も搭載されていて、しかもスローモーションにすることも可能でした。スローエモート愛好家の皆さんには朗報ですね。
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世界を混沌に陥れるためには何でも出来てしまうのがヤギシミュレーターの恐ろしいところ。車をジャックしてカーレーシングすることもできますし、電線でブルブルしながら滑走することもできます。
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この世界ではヤギに逆らうことなんて出来ないので、視界に入る人間は全員バナナにしてしまって、皮でつるんつるん滑りながら街を闊歩したって良い訳です。
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という感じで思うがままに街をめちゃくちゃにしていると気付けば制限時間に。操作を確かめながらの30分弱にもかかわらず、このカオスっぷり。先行体験会は『Goat Simulator 3』のポテンシャルが垣間見える時間となり、現場は大盛り上がりとなりました。ゲームのほんの一部しかお見せできていないのが申し訳ないくらいです。
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皆さんに本作の雰囲気を体験していただけるよう、ヤギバレリーナの画像を置いておきます。なぜヤギがバレエをしているのか……そんな意味など考えてはいけません。なぜならヤギですから。