ハードコアなゲーマーの皆さん!ゲームを遊んでいる際、こんなことを思ったことはありませんか?「このアイテムよく見るけど、どんな味しているんだろ?」と。私はしょっちゅうあります。
そこで、本記事ではこの疑問を「解消」すべく、名前だけはよく聞くくせに実際の味はよくわからない筆頭である「例の食べ物」を購入&調理、その実態に迫るべく調理していこうと思います。
ありがとうございます!!何がって?今回のハードコアゲーミング料理、タイトルからもわかる通り、
PR案件です。
ありがとうございます!!何度でも伝えたいこの気持ち。ハードコアゲーミング料理は皆様の応援とPR案件で成り立っております。
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今回はなんとTHQ Nordic Japan様が、この連載を新作ハンティングシューターシム『Way of the Hunter(ウェイ オブ ザ ハンター)』のPRに使っていただけるということで、特別編でございます。
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『Way of the Hunter』は広大な土地を舞台に野生動物を狩猟できるハンティングシミュレーターです。射撃時のリアルな弾道、対象に当たった瞬間の威力計算など細部にこだわったシステムが特徴。
また、このジャンルのゲームには珍しい、本格的なストーリーラインも魅力のひとつ。ゲーム内容に関して詳しく知りたいあなたはこちらの記事をどうぞ。
次世代コンソールでも遊べる狩猟SLG『Way of the Hunter(ウェイ オブ ザ ハンター)』発売!こだわり抜いた美麗世界で狩りをしよう【特集】
本作の主人公は狩猟を趣味・遊びとしてではなく、お肉を卸す「仕事」として行っています。そのため、独特のシステムとして、狩猟対象の「肉情報」が存在します。
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実際、ストーリー中でも、このようにメールでお肉の注文を受けます。
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注文を受けたらフィールドを歩き回って対象を見つけて…
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逃げられないうちに射撃してゲット。このとき狩猟対象は銃弾による損失や、時間経過で傷んでしまったりすると市場価格が落ちてしまうわけですね。なるべくバイタル(心臓や肺など)を狙い、素早く回収することで市場価値を落とさずに消費者にお届けするのが鉄則です。せっかくだし美味しい部分はなるべく無傷で残したいものですよね。モモとかヒレとか。
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ところで本作ではストーリーの最序盤、祖父の家の裏手でアナグマを狩るのがほとんどのプレーヤーの最初のハンティングになることでしょう。しかし、正直いってアナグマの肉を食べたことのある人って少ないですよね、どういった味がするのでしょうか……。
狩ったんだから食べたい
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ということで早速用意しました。こちら、糸島ジビエ工房さんで購入した「アナグマ肉スライス」。福岡県産です。流石に『Way of the Hunter』作中のように狩猟免許と猟銃をサッと携えてハンティング、とはいかないですしね!
1パック150gのため、食べ方をいくつか試してみたいこともあり、2パック購入。脂身の量が異なる部位が届いたのは調理法を分けられるためかえってありがたいかも。天気が良かったので外で撮影しましたが、一旦冷蔵庫で解凍しておきます。
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この企画ではジビエを何度か購入していますが、一度こういう形でやってみたかったんですよね、屋外での炭火焼きです。たまたま新品の七輪が家にあったので、好都合と100円ショップで豆炭を購入してきました。バーナーで一気に着火。
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炭の燃焼が安定してきたところで網を乗せ、お肉をジュッ……となってほしかったのですが、炭の量が少ないため、お肉と距離ができてしまい、じんわりと熱が入っていく落ち着いた絵に。これはこれで。
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ジビエなので生焼けはマジで厳禁、しっっっかりと火を入れていきます。牛や豚は火が入ったとひと目でわかるような色の変化がありますよね。しかし、アナグマのお肉は色の変化が少なく、焼け具合の確認が難しいですね。真ん中のお肉は裏返し済み、左下はまだ裏返してないのですが、この程度の色の変化しかありません。
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その後も火の入っていくさまをじっくりと観察しながら待ち、大丈夫かな?というところで火から遠ざけたものがこちら。岩塩をゴリゴリ削っていただきます。
ジビエで一番気になる部分は香りだと思ってます。臭みが強すぎると受け付けづらいですが、全く無いとそれはそれで物足りなく、バランスが大事。そういう意味では今回のアナグマはかなり当たりの部類でした。わずかに感じるケモノ臭に炭の香りが足されて、むしろ食欲をそそられる香りへ変貌。また、アナグマは雑食性ですが、フルーツが好物ということで、脂身も臭みは一切無く、甘さを感じられます。単純にお肉としてかなり美味しい部類に入るかもしれません。
ただし、食感はなかなかのクセモノ。しっかりと固めでした。生焼けになってはいけないと炭火でかなりしっかり目に火を入れたためなのでしょうか?「ウギギ」と、プライマルな人類に倣って噛みちぎりました。歯が弱い人にはちょっと大変かも。でも「肉食ってるぜ!」を感じる時ってこういう時ですよね。
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アナグマを炭火で楽しんだ後はこちら、すき焼きです!日本だとジビエ・狩猟肉といえばすき焼きみたいなところありますよね?ある。脂身の多い部位も美味しく食べることができそうなので渡りに船。
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が、ここまでに時間をかけすぎたため、燃焼時間の短めな豆炭の限界が来てしまった……!網の上に置いてもウンともスンとも言いません。仕方がないため、ここからはいつもの台所で調理。
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こちらがガスコンロで加熱した「アナグマすき焼き」です。繊細な調理は半生絶対NGのジビエでは怖いため、割り下多めでグツグツ煮込む形にしました。
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炎天下だと無理でしたが、屋内に移ったので溶き卵でいただいちゃいます。アナグマの野性味が濃いめの甘い味付けと合わさり無敵のシナジーが発生。アナグマの脂を吸った白菜、ネギも抜群。お肉→野菜→お肉→野菜でリロード不要のマガジン無限チートの様相。箸が止まらん!もしアナグマ肉を手に入れた知り合いがいた場合は、今後は開口一番「すき焼きにするといいよ!」とアドバイスするくらいにはオススメ。アナグマを一番美味しく食べられる方法かもしれません。
『Way of the Hunter』の主人公にも割り下を分けてあげたい。醤油に抵抗がなければいいのですが。
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最後は……うどん入れちゃいますよねー。
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卵でとじて、もうこの時点で勝ち。
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アナグマのエキスを吸ったうどんが美味しすぎて語彙が…!語彙が失われる…!
アナグマ、食べやすさはジビエの入門としてかなり最適かもしれません。こんな美味しいアナグマが食べられるのも『Way of the Hunter』のようにハンターさんが狩ってくれるからこそ。全国のハンターさん、ありがとうございます。
ちなみにアナグマは秋から冬にかけて身体に脂肪を溜め込む時期が旬ということなので、まずは本作をプレイして!アナグマを狩って!そしてもうすぐやってくる旬にリアルでアナグマを食べる!そんな『Way of the Hunter』を使ったごっこ遊びなんかも楽しそうですね。
野生の王国にはまだまだ魅力的な生物がいっぱい
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思ったよりも撮影が長引いて炭が消えてしまったので、一緒に焼こうと思って購入していたシカの生ソーセージは夕飯に。味見をしてみると、いわゆるソーセージというよりも、胡椒のガツンと効いた赤身肉を食べている、というような印象。こちらも激ウマでした。
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もちろん『Way of the Hunter』でもシカを狩れます。いざ食してみると、ゲーム内で対峙する相手も、野生動物というより食材を見る目に変わりそうです。そうやって考えると、『Way of the Hunter』の食材の豊富さはなかなか魅力的。
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キジ。飛んで逃げる時あまり長距離を飛ばないため、降りてくるのを追っていけば確実に仕留めることができます。
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マガモ。鴨肉なんてのは日本でも比較的食べられてますよね。狩猟対象全体で考えると売却額は低いかもしれませんが…、
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大抵の場合群れで行動しているため、セミオートの散弾銃などを用意すればこのように大漁。せっかく撃ったのにどこに落ちたかわからない!という時、ハンターセンスを使えばこのように一目瞭然なので助かります。
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アメリカクロクマといった大型の獣ももちろん生息しています。
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こちらも対抗してティア5以上の生物に対応した大口径の銃を用意したいところ。もちろん高額ですから狩りを重ねてガツガツ稼ぎましょう。
いやー、もはや食材の王国ですね。つかまえた獲物を片っ端から味見していきたい。ただし、着弾による肉の損失は思った以上。当たったところだけ削ぎ落とせばいいというものではないようです。もちろん、大口径の銃で普通の動物を撃ったら大惨事は必至、つみれ汁にもできず食べられたものじゃなさそうなので、美味しい狩りにはやっぱり適切な銃の選定も必要だと思い知りました。やっぱり食肉専門のハンターさんってすごい。
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現実にもこういった食材を我々に提供してくれるハンターさんには感謝しっぱなしです。ということで今回は特別編をお送りしました。各ゲームメーカー様!この連載はPR案件をいつでもお待ちしております!よろしくおねがいします!
『Way of the Hunter』はPlayStation 5用パッケージ版が9月8日より発売中です。PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam,Epic Games)用ダウンロード版は好評配信中です。