■「おビンタ」バトルへの期待は、TGSの列にも反映!?
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尖った世界観と「おビンタ」に集約したゲーム体験のインパクトだけで、相性が合う方には的確にハマるゲームになりそうですが、野暮を承知でゲーム面も軽く触れておきます。本作のバトルは交互に行うターン制で、自分のターンに「Aボタンを押しながらJoy-Conを振る」ことで「おビンタ」が発動します。
攻撃を当てるor避けられると、次は相手のターンに。動きの予兆を見極め、ここぞというタイミングで「Rボタンを押しつつ振る」と、相手の攻撃を回避可能。避けるか攻撃を食らうことで相手のターンが終わり、この流れをどちらかが屈服する(体力がゼロになる)まで繰り返します。
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ちなみに「おビンタ」が華麗に決まった時は、「Aボタン+ZRボタン」で相手の胸ぐらを掴み、連続で「おビンタ」を繰り出せます。また回避が上手く決まると、カウンターのチャンス。本作では常に、攻防一体の駆け引きが展開するので、油断は禁物です。
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華族の「おビンタ」バトルに魅了され、筆者にとって見逃せない1作となったスイッチ版『薔薇と椿』。ですがこれは、筆者の偏った好みがたまたま本作と一致しただけ、ではありません(と思いたい)。
『薔薇と椿』の公式Twitterでは、朝から一般来場者が訪れた9月17日の模様をツイート。おPLAYISMのおブウスでは、見事参番人気の位置につけた模様です(公式の言い回しに準拠)。前述の通り、このブースには『Ib』などの人気作が置かれています。その中での参番人気は、かなりの健闘ぶりと言えます。
また、17日の最後のツイートでは、最後尾90分待ちの画像を投稿。90分待ってでも「おビンタ」バトルを味わいたい方が集っており、本作の潜在的な人気度を窺わせました。そう、『薔薇と椿』は、多くのゲームファンたちの新たな扉を開き得る可能性を秘めているのです!
Joy-Conをラケットに置き換えたテニスゲームなどはありますが、ビンタに置き換えたゲームは非常に稀有でしょう。また、テニスは現実で味わう手もありますが、華族をビンタできる可能性となると、庶民の私たちではほぼゼロです。
そんな不自由な(?)私たちでも、玲子たちと共にあれば、華族社会を「おビンタ」で制する悦楽に浸れます。しかも製品版では、「伝説の薔薇の嫁」、「復讐の白い椿」、「ワールドユース編」、「静かなる椿の日常」の4シナリオを収録。「おビンタ」バトルの世界をたっぷりと味わえるので、どうぞお楽しみに。
……ちょっと待って。「ワールドユース編」って、なに?