本作は、良い意味で一歩後退したように感じられる。シリーズの束縛は消え、代わりに、風変わりで壮大で、戦術的な征服劇に満ちた、真に感動的な物語が生まれたのだ。ニンテンドースイッチの新たな1年をスタートさせるのにふさわしい作品であると同時に、スイッチで最もグラフィックが綺麗なゲームの1つだ。
●The Games Machine: 90/100●Game Informer: 90/100
本作のキャラクターやソーシャルシステムは『風花雪月』には到底及ばないが、他のほぼすべての面で前作を凌駕している。奥深いカスタマイズ、練り上げられたストラテジーRPGの戦闘、そして30年以上にわたる『ファイアーエムブレム』の歴史への賞賛がこもったストーリーを求めるプレイヤーは、本作において期待以上のものを見ることができるだろう。私がスイッチでプレイしてきた中で最も心を掴まれたゲームの1つであり、何より、自分自身も離れるのに苦労したゲームでもある。『風花雪月』が『ファイアーエムブレム』のソーシャルシステムの行く末を占う実験だったとしたら、本作ではシリーズの進化した戦闘で同じことをやっており、同じように秀でているのだ。
●Nintendo Life: 90/100●CGMagazine: 85/100
本作のように戦術的な奥深さに重きを置いた『ファイアーエムブレム』をプレイするのは新鮮だ。本シリーズがそういった意味で知られていなかったからではなく、最近の作品はソーシャルな側面に強く重点を置いていたからだ。本作はそう言った意味で、シリーズの復権と言えるだろう。
●Hobby Consolas: 80/100●Nintendo Insider: 80/100
ストーリーには難があり、意味のある意思決定ができないものの、本作は再びインテリジェントシステムズの比類なき戦略的才能と、このジャンルにおける揺るぎない優位性を示すことができた。英雄的な野心に欠けるゲームではなく、『風花雪月』で成し得たものをより進化させている点もあるが、それ以外の点では物足りない部分もある。
●VG247: 80/100●GameSpot: 70/100
●GamesRadar+: 50/100
本作は武器の三角関係を見事に復活させ、ターン制の戦闘をやるかやられるかのゲームのように感じさせているが、記憶に残らないキャラクターたちと作り込まれていない世界が悲しいことにその足を引っ張ることとなっている。
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ニンテンドースイッチを対象に1月20日発売予定の『ファイアーエムブレム エンゲージ』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、82点(総レビュー数63件)をマークしています。
『ファイアーエムブレム エンゲージ』は、さまざまな特徴を持つキャラクターを動かして戦い、勝利を目指す戦略性の高いバトルが特徴的なシミュレーションRPGシリーズ最新作。メディアレビューでは、奥深い戦闘や高品質なグラフィックが高い評価を得ているようです。
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『ファイアーエムブレム エンゲージ』は、スイッチを対象に1月20日発売予定です。