本作にはたくさんの魅力がある。印象的なモンスターのデザイン、個性的な武器の数々、魅力的な戦闘など、ハンターたちにとっては友人と協力して巨大な敵を倒す、お気に入りの新作ゲームを手にすることができるだろう。後半のテンポの悪さや、多少同じようなバトルの繰り返しがあることを除けば、本作がこのジャンルにおける新たな名作となるのを邪魔するものはほとんどない。
●GamingTrend: 90/100（Xbox Series X|S）●TheGamer: 90/100（PC）
本作は、ハンティングゲームというジャンルにおいて、生き生きとした好奇心をそそる存在であり、今まさに歓迎すべき作品だ。『モンスターハンターライズ』のように難度が低くなっているゲームがある一方、本作では難度の高いバトルに、まるで予想もしなかった形で機動力や建築要素で工夫を凝らしており、この魅力的なアイデアが本ジャンルが必要としていた新しい風を吹き込んでいるのだ。残念なパフォーマンス上の問題についてはいくつかの改善が必要だが、それが理由で本作の全体の魅力が味わえないということはないだろう。
●Stevivor: 85/100（PS5）●Daily Star: 80/100（PS5）
基本となる部分はずっと同じだが、バトルはそれぞれ個性的な敵が登場するため、戦闘ごとに戦術を変えなければならず、先に進むには成長が必須となる。壮大なボス戦が好きならば、一見の価値ありだ。
●Destructoid: 80/100（PS5）●Game Rant: 80/100（PC）
●Guardian: 60/100（PS5）
EAとω-Forceによる、ありそうでなかったこの挑戦作は、ハンティングジャンルへの完璧な入門作として成功している。『モンスターハンター』というアルバムに対して、本作はとっつきやすいシングル盤のようなもので、バカバカしく、欠点も多く、おそらく歴代最高傑作と呼ばれるようになるものではないだろうが、ハマる人にはたまらなく楽しい。この作品が今後も私を虜にし続けるかどうかは分からないが、これまで何年間もイライラを味わってきた身として、ようやくこのなかなか踏み込むことのできなかったジャンルに飛び込む準備ができたように感じている。
●VGC: 60/100（Xbox Series X|S）本作は『モンスターハンター』の王冠を奪い取ろうとする初の試みとして十分な出来ではあるが、時折感じる戦闘のもどかしさ、モンスターの数の少なさ、独創的なガジェットシステムのもどかしさなどから、最後までプレイするにはそれなりの苛立ちを我慢しなければならないだろう。
●Dexerto: 60/100（PC）
PS5/Xbox Series X|S/PCを対象に2月17日発売の『WILD HEARTS』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、PS5版が80点（総レビュー数30件）、Xbox Series X|S版が77点（総レビュー数14件）、PC版が78点（総レビュー数22件）をマークしています。
『WILD HEARTS』は、中世の日本「あづまの国」を舞台としたハンティングアクション。プレイヤーは「獣狩（しかがり）」としてファンタジー要素のある巨大な獣と戦いを繰り広げていきます。メディアレビューでは、このジャンルの先駆者である『モンスターハンター』と比較する声も多い中、上手く差別化できている点を評価する声が多い模様。しかしパフォーマンスの問題を指摘しているメディアも多く、今後の改善が待たれます。
『WILD HEARTS』は、PS5/Xbox Series X|S/PCを対象に発売中です。
