デベロッパーHighwire GamesとパブリッシャーVicturaは、イラク戦争を描くタクティカルFPS『Six Days in Fallujah』をWindowsPC向けにSteam早期アクセスで発売しました。
物議醸すテーマで現実の戦闘の緊張感を描く挑戦作
本作は、100人以上の海兵隊員や兵士、24人以上のイラク市民と兵士らの協力の下で開発されたイラク戦争を描くタクティカルFPSです。現在も禍根を残す戦争をテーマとすることから2009年の発表時より多くの議論を呼び、長らくの発売中止やプロジェクト復活後の複数回の延期を経た本作がついに発売を迎えました。
プレイするたびにランダムに変化する地形や、待ち伏せ等の戦略を用いて高度に連携しながら襲い来る敵AI 、リアルに再現された室内外の明度差で現実の戦闘の緊張感を演出し、映像や文章だけでは伝わりきらない戦争経験の共有を目指しています。早期アクセス時点では、戦闘初日の海兵隊に焦点を当てた4つの4人協力ミッションがプレイ可能です。
開発の進行に合わせて、イラク兵側の体験を語るミッションや一般市民と遭遇するミッションなどが追加されます。また、マルチ前提の難易度で制作されているとのことから、AI操作のチームメイトも実装が予定されているほか、イラク戦争中の出来事をアメリカ人とイラク人両方の視点から描くシングルプレイキャンペーンも開発中とのことです。





売り上げの一部は多国籍軍の退役軍人支援団体に寄付
『Six Days in Fallujah』はWindowsPC向けにSteamにて早期アクセスで発売中。正式リリースは12か月後を目途とし、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneでの展開も予定されています。なお、売り上げの一部は多国籍軍の退役軍人らを支援する団体に寄付されます。