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Larian Studiosは、2023年8月3日に発売されたRPGシリーズ最新作『Baldur's Gate 3』について、現在ゲーム内のクレジットでローカライズ担当スタッフの名前がほとんど記載されておらず、近日中のアップデートで修正する方針であることを発表しました。
ローカライズスタッフ名が省略されてると明らかに
これは、ゲームのローカライズを行う会社From The Voidsのディレクター・Marc Eybert-Guillon氏が、本作のブラジルポルトガル語の項目で「翻訳者が3年間かけて100万語以上の単語を翻訳した」にも関わらず、実際のクレジットにはローカライズ会社のAltagram Groupの幹部およびスタッフ名しか記載されていないと指摘したもの。
Larian Studiosはこの指摘を受け、海外メディアEurogamerの取材に対して「Altagram Groupから提供されたリストに問題があった」と回答。同社に対して完全なスタッフリストを求め、近日中のアップデートでクレジットの内容を刷新することを明らかにしました。
Marc Eybert-Guillon氏は、この決定に関してLarian Studiosを称賛するべきとコメントする一方で、同時に提供された最初のリスト内容を疑問に思わなかったことに大きな問題があるとしています。
クレジットに関する問題はさまざまな作品でも起きている
クレジットに担当スタッフが記載されていない問題は、過去にアトラスの『ペルソナ3 ポータブル』および『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』で一部言語のローカライズ担当者の名前がクレジットされていないと指摘されたものや、『Callisto Protocol』に関わったスタッフ名が何故か記載されていないことが明らかになるなど、2023年にもいくつか報じられています。
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『Baldur's Gate 3』の新たなクレジットは、今後配信されるHot Fix 1にて実装予定です。