■『FF7』の前日譚も要チェック
『FF7』以前の時間軸を描いた『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』という作品が、2007年に発売されました。こちらの主人公は、ソルジャーのザックス。彼の活躍を通じて、「ソルジャー」という存在が深く描かれ、『FF7』への理解度も高めてくれた作品です。
そちらはPSPソフトですが、2022年にHDリマスター化した『クライシスコア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』が発売されたので、今遊ぶならこちらがお勧めです。PS5やPS4、スイッチで遊べるほか、Xbox Series X|SやSteam版などもあります。
ザックスは、クラウドやエアリスとも接点があり、単なる過去話では終らないほど『FF7』と密接に関係しています。『FF7 リバース』の発売日告知トレーラーにも冒頭から登場しており、その重要度はリメイクシリーズでも変わりません。
ここで詳しくは語りませんが、『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』をプレイすると、改めて『FF7 リメイク』をやり直したい気持ちに駆られることでしょう。そう思ってもおかしくないほど、本作の影響は侮れません。ぜひ、プレイをご一考ください。
■『FF7』には、前日譚だけでなく後日談もある!
『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』は『FF7』の過去を描きましたが、、後日談を綴る『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』(以下、アドベントチルドレン)という作品もあります。ただしこちらはゲームではなく、CGによる映像作品です。
この映像作品の舞台は、『FF7』の2年後。ゲームで結末を迎えた後、クラウドたちがどのような道を歩んだのか。「その後」の在り方が分かるのはもちろん、本作では新たな事件も巻き起こり、彼らの物語が新たな局面を迎えます。
『FF7』に関わる物語全体を把握するためには、この『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』も押さえておきたい重要な作品です。ただし本編終了後の物語なので、ネタバレの要素も含まれています。オリジナル版『FF7』のプレイと同様、慎重に判断してから視聴するか決めましょう。
ちなみに『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』は、後日発売された4K版もありますが、お値段は少々高め。また、配信サービスで視聴する手もあるので、好みに合わせてお選びください。
『FF7』から『アドベントチルドレン』までを埋める小説や、関連作を集めたスマホゲームも