日々たくさんのゲームがリリースされる現代。その分話題になる作品も多いわけですが、「どうしてこのゲームは人気なんだろう?」と思ったことはありませんか?
この連載では、ゲーマーから注目を浴びているゲームがなぜ人気になっているのかを分析します。記事を読んで、流行っているゲームに詳しくなっちゃいましょう。今回は、HoYoverseの新作『ゼンレスゾーンゼロ』をお届けします。
動きがスッゴイ!爽快3Dアクション
本作は、基本プレイ無料のライブサービス型アクションゲームです。『原神』や『崩壊:スターレイル』を送り出したHoYoverseの最新作で、高い注目度を集める中リリースされました。
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本作の舞台は、謎の超自然災害「ホロウ」に飲まれた近未来の世界。ホロウの中には旧文明の遺跡やお宝などで溢れていますが、バケモノや異変が絶えず現れる空間であるため、行くのは容易ではありません。
プレイヤーは、そんなホロウを探索する際のサポート役である「プロキシ」という専門家となり、さまざまな勢力が存在する最後のオアシス・新エリー都で暗躍します。
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基本的なゲームの流れは、物語を読み進めて、ホロウを探索し、イベントや戦闘をこなすというもの。時折、新エリー都を探索したり、NPCと会話したりと、さまざまな形で物語が描かれます。
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特筆すべきは、ハイクオリティなビジュアル面。各キャラクターのモーションはかなり細かくかつ激しく動くため、見ごたえは抜群。カットシーンを見るのが毎回楽しみになります。
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探索パートはブラウン管がずらりと並んだところだったり、戦闘中に鮮やかな切り替え演出が入ったり……とUIや演出もかなり凝っており、どこで切り出しても画になるくらいの物量で常に画面は賑やかです。
キャラクターデザインも素晴らしく、ガタイの良いオオカミ男のフォン・ライカンや、クールな性格のサメ×メイドなエレン・ジョーなど個性的なキャラが揃っています。
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戦闘は弱攻撃と強攻撃、回避などを駆使して戦うオーソドックスなものですが、3人のキャラを常時切り替え可能。切り替えはジャストガード的な仕組みとしても作用しており、敵の攻撃が当たる直前で使うとカッコいい演出と共にキャラが変更されます。戦闘難易度はやや低めですが、振動やサウンドなどによってかなり爽快感があるものに仕上げられており、中毒性があります。
『原神』はオープンワールド、『崩壊:スターレイル』は膨大な量のテキストなどなにかとスケールの大きいものが続いたHoYoverse作品ですが、本作は比較的コンパクトな作りになっているのも特徴的です。
なぜヒットした?
本作は7月4日にグローバルでリリースされましたが、その2日後にはダウンロード数が5,000万回を突破するほどの大盛況を見せています。
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ヒットの理由のひとつは、まずHoYoverseが積み上げてきたブランド力があったからでしょう。『原神』『崩壊:スターレイル』はあわせて数百万人ほどのアクティブユーザーを抱えているとされており、HoYoverseの動向に注目するユーザーは多いと考えられます。
注目度の高いショーケースへの出展やSNS・動画サイトなどを用いた積極的なプロモーションも多く行われ、多くの人が興味を持った状態でリリースを迎えました。
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また、本作のビジュアルは目に楽しく、スクリーンショットや短いクリップ動画でもかなり映えるのも特徴。個性が際立つキャラクターや細かな作り込みも含め、ユーザーの間でも話題になりやすいと考えられます。
今後も人気は続く?
Xのフォロワーはすでに50万人から60万人を越えており、リリースから約2週間ほどが経った現在も依然として高い注目度を保っています。
すでにジェーン・ドゥやセス・ローウェルといった美麗な新キャラクターが発表されており、今後のアップデートで実装される模様。ライブサービスゲームの強みは新規コンテンツの追加頻度が高いことであり、感覚を開けすぎることなく話題を作れそうです。
『ゼンレスゾーンゼロ』は、PC(HoYoPlay/Epic Gamesストア)/PS5/iOS/Android向けに配信中です。
¥9,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)