『AGONY』や『SUCCUBUS』などで知られるデベロッパーMadmind Studioは、現在開発を進めている新作ホラーアクションアドベンチャー『TORMENTOR』の発売が2025年以降となることを発表しました(当初の予定は2024年)。

対処しなければならない多くの問題に遭遇
本作は何年も放置されていた廃刑務所を舞台に、悪化する精神病を患う主人公が精神を安定させる実験役を手に入れるため、ダークウェブを駆使して組織化された犯罪グループと協力し拷問ビデオを撮影して販売します。Madmind Studioによればこのような物議を醸す作品を制作するには対処しなければならない多くの問題に遭遇すると、いくつかの延期の理由を明かしています。
2023年12月に発売された『PARANOID』は大きな痛手で財政難に陥り、『TORMENTOR』の制作に大きく影響した。
望む形でゲームを完成させ生き残るにはチームの大幅削減が必要になった。
常連の請負業者の中にはこのゲームに取り組むことを拒否した人もおり、その為主要なモデルやアニメーションを自前で制作することとなった。
資金調達を目指し様々なパブリッシャーと協議したものの「プロジェクトの可能性は認めるが、当社はこの種のコンテンツに関われない」と断られた。
主要な投資家の1人が突然ゲームへの資金提供を中止したため、過去に収録したゲームの完全版用の素材が購入できなくなり、事実上プロジェクトに取り組むことができなくなった。
最近、小規模な作品の販売が成功したおかげで『TORMENTOR』の制作に全力を注げるようになった。





色々ありつつも『TORMENTOR』開発は継続ということで、本作に期待しているファンも一安心ですね。本作はSteamにて配信予定。近日中に新たな素材やプレイ可能なプロローグ版も公開予定としています。