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1月31日、東京・秋葉原のLIFORK秋葉原IIで行われた、ASUSのイベント「ASUS NEXT GENERATION CUSTOM PC 新製品発表イベント 2025」にて、新たな世代に突入したASUSのGeForce RTX 50シリーズの最新グラフィックカードやマザーボードがお披露目となりました。
本稿では、インフルエンサーや国内メディアが集められた本イベントの模様をお届けします。
ASUSによる新たな世代のマザーボード群
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本イベントの会場となったのは、電気街の中にあるイベントスペースLIFORK秋葉原II。この会場の中に所狭しとASUSの最新グラフィックカードとマザーボードが並んでいました。
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まずASUS北東アジアのリージョナルディレクター、デイビッド・フー氏の挨拶から。マザーボードからスタートしたASUSは昨年35周年を迎え、ASUS JAPANは今年のBCNアワードも受賞したことが紹介されました。
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製品紹介のセッションでは、前半はインテルCPU用マザーボード、後半はAMD用マザーボード商品の紹介が行われました。
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PCIe 5.0対応のハイエンドから機能を抑えたエントリーのマザーボードが紹介され、今世代はエントリー向けでもWiFiを搭載したモデルが多くなったことをアピール。WIFIはハイエンドクラスにはWiFI7に、エントリークラスにはWiFi6eに対応しているとこと。AIネットワーク機能が新たな機能として搭載されていることが紹介されました。
エントリークラスにはThunderboltは搭載されていませんが、最新のThunderbolt 5を追加できるも用意されていました。
ハイブリッド簡易水冷式グラフィックボードも登場
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続いて、GeForce RTX 5080とRTX 5090のグラフィックカードを紹介。
RTX 5090を搭載した最上位モデルとなる「ROG Astral LC GeForce RTX 5090 OC Edition 32GB GDDR7」は、簡易水冷モデルと通常モデルの二種を用意。簡易水冷モデルは360mmラジエーターを装備したハイブリッド冷却機能を備えています。簡易水冷モデルは38mmの本格的なラジエーターを備える代わりに装着できるケースが限られてしまうようですが、かなり優れた冷却機能が期待できそうです。
通常モデルと簡易水冷モデルは、両方ともダイキャスト製のフレームに4つのファンを装備しているほか、前モデルよりも冷却機能の最適化が図られています。
価格は57万9980円から。
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そしてASUSの担当者がダークホースと呼ぶのが、エントリー向けとなるASUS Prime GeForce RTX 5080」です。このモデルの最大の特徴はそのサイズ感。
このモデルは、小型PC対応のグラフィックボードを示すNvidia GeForce SFF-Readyプログラムに適合しており、様々なケースに対応する汎用性に優れたモデルです。
高さは126mm、長さは304mm、奥行きは50mmとなります。一番下のグレードになるものの、熱処理に関しては最上位モデルから応用された技術が投入されており、信頼性が非常に高いとしています。
こちらの価格は24万4800円から。
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ASUSのグラフィックボードとマザーボードの新製品を直接チェックできる「ASUS NEXT GENERATION CUSTOM PC 新製品発表イベント 2025」は、2月1日には一般向けにも開催。
マザーボードの絵札を合わせる高難度真剣衰弱大会やSNS投稿でASUSグッズがも耐えるキャンペーンなど開催されるので、最新のグラフィックボードやマザーボードをチェックしたい読者はぜひ秋葉原まで足を運んでみてください。
¥168,000
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)