
SFサバイバルホラー『The Callisto Protocol』を手掛けたStriking Distance Studiosについて、2023年のレイオフに続いてまた新たなレイオフが実施されたとGameSpotなどの海外メディアが報じています。
問題作として話題になった『The Callisto Protocol』の開発スタジオがレイオフ実施
2022年12月に海外向けに発売された『The Callisto Protocol』は、『Dead Space』などを生み出したクリエイターが所属するスタジオの新作として注目されました。日本ではCEROレーティング取得ができなかったことを理由に販売が見送られており、ゲーム本編については本記事執筆時点でも国内では購入できない状態となっています。
2023年1月には販売本数が200万本を突破しましたが、販売目標の500万本には届かなかったことからパブリッシングを務めたKRAFTONの株価が一時的に下落する事態となっていました。
開発中のプロジェクトのためにチームの規模を縮小

Striking Distance Studiosについては、LinkedInでの投稿をきっかけに32名の従業員をレイオフしたことが2023年に発覚し海外メディアで報道されました。今回のレイオフについては対象人数は不明ですが、コンセプトアートディレクターを務めていたJesse Lee氏は開発者のほとんどがレイオフされたと投稿しています。
GameSpotに向けた声明の中で同スタジオはチームの規模を縮小したことを認めており、開発中のプロジェクトの現段階において持続可能な環境を確立するための取り組みの一環としてレイオフを実施したという旨を説明しています。
本記事執筆時点では開発中のプロジェクトについて公式からの発表はなく詳細は不明ですが、今回のレイオフは予定されている継続的なサポートには影響せず、チームは引き続き運営される他、現時点ではこれ以上の変更は予定していないとのように述べました。