
人気格闘ゲームシリーズ『Mortal Kombat』を原作とした実写映画版最新作「モータルコンバット2」の劇中写真がEntertainment Weeklyにて公開されました。写真には「ザ・ボーイズ」などへの出演で知られるカール・アーバン演じるジョニー・ケイジをはじめ、アデライン・ルドルフ演じるキタナ、マーティン・フォード演じるシャオ・カーン、そして前作からの続投となる真田広之演じるスコーピオンの姿が収められています。
遂にジョニー・ケイジが登場
『Mortal Kombat』シリーズの共同制作者であるエド・ブーン氏によれば、カール・アーバン演じるジョニー・ケイジは魔法と暴力の世界に放り込まれる落ちぶれたハリウッド俳優で、前作でルイス・タンが演じたコール・ヤングのように観客が新しい物語に入り込むための視点となるキャラクターになるそうです。カール・アーバンによる描写はゲームとは若干異なるものの、彼独自のセンスで新鮮に感じられ、目新しさがあるとのこと。
ジョニー・ケイジの登場シーンは試写会で最も大きな笑いを生んだとのことですが、監督のサイモン・マッコイド氏は「単なるコミック的なキャラクターにはしたくありませんでした。軽薄すぎて使い捨てのようなキャラになってしまう可能性もあります」と述べ、トーンのバランスを取ることが課題であったと説明。しかしながらカール・アーバンをキャスティングしたことでキャラクターにより深みを持たせることができたとしています。
映画「モータルコンバット2」は現地時間2025年10月24日に全米公開予定。なお、ゲームファンに向けて映画版のキャラクターを基にした新スキンがゲームの『Mortal Kombat 1』に登場することも明らかにされています。