ウクライナのゲーム開発スタジオ・4A Gamesは、人気FPSシリーズ『Metro』シリーズが15周年を迎えたことを記念し、特別映像を公開しました。次回作の予告も含まれています。
ストーリー重視の小説原作FPS、15周年!
本シリーズは、ロシアの小説家・ドミトリー・グルホフスキーの「メトロ2033」を原作としたFPSシリーズです。ゲームの構造としては1本道のストーリー重視となっており、核戦争による放射線被害やミュータントの出現により、人々が地下鉄(メトロ)での生活を余儀なくされた世界を舞台とした物語が描かれます。
シリーズは2005年に発売された『Metro 2033』に始まり、メインラインの『Metro Last Light』『Metro Exodus』、そして前日譚のVRタイトル『Metro Awakening』が2024年11月に発売されたばかりです。

特別映像の中では、ファンに向けての感謝が述べられたほか、次回作がどういった方向性になるかも予告。『Metro』シリーズは徹底して政治的・反戦的・感情的なテーマを描いてきましたが、今後もそれを続けていくとのこと。
ロシアによるウクライナ侵攻により次回作のストーリーをどう語りたいかが変化し、シリーズのテーマがますます重要で明白なものとなったといいます。
発売日や詳しい内容はまだ不明なものの、4A Gamesは2024年2月にシリーズの歩みを公開しており、その中で次回作が「202X」となっていました。今後5年以内には現実で起こっているウクライナの状況を反映したストーリーを見ることができそうです。

現在Steamでは『Metro』シリーズ3作品と『Exodus』のDLCをまとめた「Metro Saga Bundle」が80%オフ1,380円のセール中であるほか、『Metro Awakening』も30%オフ 3,136円で購入できます。まだプレイしたことがない人は、ぜひこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。