海外レビューハイスコア『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』―習得は簡単、マスターは難しく、そして中毒性が高い、『シレン』があるべき姿 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

海外レビューハイスコア『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』―習得は簡単、マスターは難しく、そして中毒性が高い、『シレン』があるべき姿

2024年1月25日(海外では2月27日)発売『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー
『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』
  • 『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』
  • 『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』
  • 『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』
  • 『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』
  • 『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』

・RPG Fan: 98/100

・Worth Playing: 90/100

『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』は極めて洗練された、深く楽しめるシリーズの入門作品だ。古い型を破ったり、荒唐無稽な新しい仕掛けを導入したりはしていないが、より多くのやりがいと選択肢を提供し、基本的な体験を輝かせることに注力している。初心者にとっては素晴らしい入口であり、長年のファンにとっては嬉しい復帰作品だ。習得するのは簡単だが、マスターするのは難しく、何度も繰り返してしまうほど中毒性が高い。それは『風来のシレン』があるべき姿の具現化である。

・TheSixthAxis: 90/100

『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』は不思議のダンジョン作品の金字塔だ。あらゆるシステム、アイテム、メカニズムが果てしなくダイナミックに組み合わされ、創発的で刺激的なゲームプレイはローグライクの世界で経験したことがない水準に到達している。

訳注:「創発的ゲームプレイ」(emergent gameplay)は、「比較的単純なゲームメカニズムの相互作用から生じる複雑な状況」を指すゲーム用語。

・Pure Nintendo: 90/100

・NintendoWorldReport: 85/100

あなたがワールドワイド・不思議のダンジョン・ウェブに手を出していないとしても、『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』は秘密にあふれた骨太のゲームだ。メインダンジョンはわずかに30階だが、ゲームを進めると様々なショートカットやサイドダンジョンがアンロックでき、通常はさらに難しい挑戦とさらに素晴らしい報酬が待っている。これは万人向けではない趣のあるゲームかもしれないが、思索に富んでやりがいがあり、絶えず進化と発展を遂げるゲームをお探しなら、シレンの不思議なとぐろ島への旅はうってつけだろう。

・God is a Geek: 85/100

・RPGamer: 80/100

総じて、『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』は本当に楽しく、常に魅力的な冒険を提供してくれる。スーパーファミコン時代から続く折り紙付きのメカニズムに頑なに固執しているが、シリーズの見せ方とオンライン機能はアップデートされている。難易度は比較的高いかもしれないが、豊富な情報とともに絶えず新しいツールがアンロックされるので、プレイヤーがゲームの構成に妥協することなく成功するのをゲームが応援しているように感じられるだろう。シリーズに新たなファンを大勢呼び込むほどの驚くべき要素はないかもしれないが、その深淵の探索を恐れぬ者には重厚で楽しい冒険が待っている。

・Siliconera: 80/100

『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』はやりがいのあるダンジョンが満載だ。利用可能なコンテンツの量は驚異的で、戻ってきたファンも初心者も等しく何時間も手が離せなくなるだろう。このシリーズは学習曲線が険しいため、初めて飛び込む人は冷たくあしらわれるかもしれないが、本作は難易度を損わないことと初心者を歓迎することを同じように上手くやっている。オンライン救助システム、もののけ道場、豊富なゲーム内マニュアルのような機能は、ゲーム体験を損なうことなくメカニズムをはっきり説明している。残念ながら、このシリーズはまだ新たなプレイヤーとつながろうと悪戦苦闘しているところかもしれないが、もしあなたがこのシリーズに興味を持ったことがあるのなら、今が不思議のダンジョンという電車に飛び乗る絶好のタイミングかもしれない。

・GameGrin: 80/100

本作は面白くて病みつきになる。とはいえ、素晴らしい武器やアイテムを手にした状態で死んだときはイライラすることもある。なにも持たずに最初からやり直さなければならないからだ。

・CGMagazine: 60/100


ニンテンドースイッチ向けに2024年1月25日(海外では2月27日)に発売された『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点で85点(総レビュー数14件)をマークしています。

総じて、やりごたえのあるコンテンツと初心者への配慮が高い評価を得ています。一方、難易度は万人向けではないとの評価もあるようです。

本作は、国産ローグライク『風来のシレン』シリーズの最新作です。プレイヤーは入るたびに形を変える「不思議のダンジョン」を探索し、モンスターやワナなどの障害を乗り越えてダンジョンの踏破を目指します。途中で力尽きると所持品やレベルをすべて失っての再スタートになるので、スリルに満ちた冒険が楽しめます。

『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』は、ニンテンドースイッチ向けに配信中です。


不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録 -Switch
¥5,709
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《FUN》

遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top