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マイクロソフトが2009年2月23日にファイルした特許によれば、マイクロソフトのモーションコントロールデバイス(Kinect)は、アメリカ手話(ASL)の認識を可能としていると伝えています。
今回公開となったこの特許情報では、PrimeSense社の3Dセンサー技術を搭載したKinectの“ジェスチャーキーボード操作”について言及。Kinectには指の関節からつま先、顔の目と鼻の位置を認識する可能性を有しており、手話による表現が実現出来るとしています。
その説明文には、ユーザーがボイスチャットへの参加が出来ない状況でも、ASLを通して相手に自分の考えを伝えられ、ASLが堪能な人にとって煩わしい文字タイプもジェスチャーで可能となるとしています。
今冬ローンチとなり、オフィスでの使用も視野に入れているとゲイツ氏も答えていたKinect。手話がテキストや音声への変換を可能とすることで、手軽な翻訳システムとしての活用も期待されているようです。(ソース: EDGE)
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