ゴッサムシティの裏社会では、「バットマン殺害」に50億円の懸賞金がかかる。そして、バットマン殺害を遂行すべく、8人の暗殺者が集結。バットマンと激闘を繰り広げるのだ。そこで今回は、バットマンを狙うその暗殺者たちとメインヴィランから8人を厳選し、原作のエピソードも絡めつつ紹介していこう。
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ブラックマスク (Black Mask)
ゴッサムシティの企業家だが、力のある犯罪組織のボスの一人と言われている人物。バットマンを排除するために、暗殺者たちを招集する。原作では、自分の会社を買収したブルース・ウェインに怨みを持ち、父親の棺に入っていた黒いマスクを被ってウェイン・エンタープライズを襲撃し、バットマンと対決する。その戦いの最中に黒いマスクが張り付き、顔と一体化してしまう。その後、ゴッサムシティの中でも屈指の犯罪者として、マスク姿の武装集団を組織し、バットマンと激闘を繰り広げた
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デスストローク (Deathstroke)
世界で最も稼ぐ、要人の殺人を専門に扱う暗殺請負人。原作では、バットマンの相棒であるロビンが所属する若い世代のヒーローによって結成されたチーム、ティーン・タイタンズの敵として登場。脳の使用領域を増やしてスーパーソルジャーを作る実験を受け、体力、敏捷性が増強されており、自分を高く買ってくれる人物の依頼によって暗殺を請け負って行動。それを阻止するヒーローたちと戦っている。もともと米国の陸軍将校として活躍していたため、様々な武器に精通しており、近距離での格闘から射撃まで高い戦闘能力を誇る。
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ベイン (Bane)
映画「ダークナイト ライジング」でも強烈な存在感だった、刑務所からの脱獄犯。屈強な肉体と狡猾な知能を持っているが、逃走中の身であるため、他の暗殺者と行動を共にしている。終身刑を受けた父が逃亡したため、父親の代わりに幼少期から刑務所で暮らし、ヴェノムと呼ばれる麻薬の実験によって屈強な身体を手に入れた。刑務所を脱獄したベインはゴッサムシティに流れ着き、戦略を練ってアーカム・アサイラムから囚人を解放し、バットマンを翻弄し、その背骨をへし折るという犯罪史に残る活躍を見せた。
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デッドショット (Deadshot)
遠距離からの高い狙撃能力を持つ暗殺者。わざと複雑な弾道で獲物を射貫くというハイリスクな行動を取る。原作では、誤って兄を殺害してしまった過去を持つ男で、世界最高クラスの腕を持つガンマンにして傭兵というキャラクター。身体中に多数の銃器を隠し持ち、それらを用いて正確な射撃をすることから「歩く銃器」とも言える存在となり、その能力を駆使してゴッサムシティの裏社会でも高い地位を築いていた。その後、合衆国が組織した危険な任務を請け負う秘密組織スーサイド・スクワッドのメンバーとしても活躍している。
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カッパーヘッド (Copperhead)
南米の犯罪データベースで確認された謎多き殺し屋。カッパーヘッドとは、「アメリカマムシ」とも言われる毒蛇の名前で、その名の通り窒息、頸椎骨折、毒殺などの方法を取る。原作では、防弾性の高いヘビ状のコスチュームを着て、ヘビ状の尻尾を使って相手を窒息させる殺し屋として活躍。もともと男性だったが、2011年にDCコミックで行われた大型リニューアル「NEW52!」では設定が変更となり、女性的な姿となった。本作では、「NEW52!」版のデザインをモチーフにしている。
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アナーキー (Anarky)
その名の通り、アナーキスト的な反社会的活動を行う人物。過激派を組織して公共の場所の占拠やソーシャルメディアや政治的ハッカーを使っての政府への攻撃、経済的な成功を収める有名な団体や個人をターゲットにするなどしている。原作では多国籍企業の横暴と腐敗に心を痛めた天才少年が、全世界的な革命を起こすべくコスチュームを着て行動したヴィラン。右脳と左脳を融合させたことで驚異的な頭脳を獲得した天才ハッカーにして天才発明家。反社会的行動を取りながらも悪人ではないため、時にはヒーローたちと共闘することもあった。
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ペンギン (Penguin)
ゴッサムシティの裏社会で武器貿易や賭博組織を束ねる、悪のビジネスに精通した人物。徹底的な秘密主義によって、多数の犯罪を犯しながらも捕まったことがないと言われている。ティム・バートン監督の『バットマン・リターンズ』にも登場しており、知名度の高いヴィラン。原作では、特殊な能力はもたないが狡猾さを駆使してゴッサムの裏社会のトップに立った実力者として描かれている。尖った鼻と太鼓腹、小さな身体という容姿のため、自ら「ペンギン」と名乗り、鳥類に傾倒し、犯罪に利用するなどしていた。
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ジョーカー (Joker)
道化師のような風貌が特徴の犯罪者。ジョークグッズをモチーフにした武器や道具を用いて殺人や破壊行為を行うが、その目的は不明。バットマンと敵対するヴィランとしては最も知名度が高く、『バットマン:アーカム』シリーズには全作に登場。原作では、自身とバットマンの関係をコインの裏と表とらえており、バットマンの中に潜む狂気に執心している。ゲーム版におけるバットマンとの初遭遇がどのように描かれるのかが楽しみだ。
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映画などに登場してよく知られているヴィランから、よほどのバットマンファンでなければ知らないヴィランまで、発表されている個性的な悪役たち。原作での印象を知ることで、どのようなゲーム独自のアレンジが加えられているのかにも注目だ。そして、『バットマン:アーカム・ビギンズ』も劇中にはさらなる敵が登場すると言われているので、それらのヴィランの活躍にも期待したい。
- 【製品情報】
タイトル: バットマン:アーカム・ビギンズ
希望小売価格(税込): 7,980円
CERO: C
プラットフォーム: PlayStation 3 / Xbox 360 / Wii U
ジャンル: アクション
プレイ人数: 1人
オンライン:2~8人 Wii Uを除く
※文中の誤字を訂正しました。コメントでのご指摘ありがとうございます。