ロールプレイングゲームの古典『ダンジョンズ & ドラゴンズ(D&D)』。現在のゲーム文化に多大な影響を与えた本作の誕生から盛衰を描くドキュメンタリー映画「The Great Kingdom」のKickstarterプロジェクトが開始しました。
ゲイリー・ガイギャックス氏とデイヴ・アーンソン氏によって発明された『ダンジョンズ & ドラゴンズ』は、1973年にTSR社から出版され、その後のゲーム文化に多大な影響を与えました。TSR社は1997年に『Magic: The Gathering』で知られるWizards of the Coast社によって買収。現在でも第6版のクラシックシリーズと第4版のアドバンストシリーズが出版されています。
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ストライプシャツの人物がゲイリー・ガイギャックス氏
ゲイリー・ガイギャックス氏は2008年に、デイブ・アーンソン氏は2009年に他界しており、映画は2人に近かったデザイナーとのインタビューが含まれるとのこと。Kickstarterプロジェクトを開始したのは、ロサンゼルスとニューヨークの映画コミュニティで働き、映画作りを学んできた制作チーム。彼らのプロジェクトは5万ドルを目標とし、既に82人から9040ドルを獲得しています。
『D&D』の歴史を収めるドキュメンタリー映画「The Great Kingdom」。制作されれば、ゲーム史に残る非常に興味深い作品となるかもしれません。