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クラウドファウンディングによって4800万ドルもの資金を獲得しているスペースコンバットシム『Star Citizen』。PC向けに開発されている本作が、コンソール機でリリースされない理由を開発者のEric "Wingman" Peterson氏が語りました。
イタリアのゲーム情報サイトPC-GAMINGのインタビューに答えたPeterson氏。『Star Citizen』がPC向けに開発されている理由について「第一に、コンソールは恐らく『Star Citizen』のようなゲームを扱うことが出来ない。クリスと私はPCゲームで育ったし、ほとんどのゲームでPCを脇に押しのけていた気がしたんだ。実際、コンソール機で出てくるとPCのパワーを活用していないグラフィックスになっている。」と語っています。
また「ゲーミングPCは強力なCPUとGPUを搭載した恐るべきもの。次世代ゲーム機を比較することは出来ないんだ。内部コンポーネントは既にゲーミングPCに追加できるものより古い。」とも語っており、コンソール機に対するPCの優位性を説いてます。最後に「完全に自分のマシンの可能性を使用できなくてフラストレーションが溜まっている。ダブルGPUや液体冷却で楽しいビルド構成を持っている人のために、PCの能力を示したゲームを作成したい。」と締めくくっています。
Arena Commanderローンチトレイラー
美しいグラフィックと広大な宇宙が魅力のスペースコンバットシム『Star Citizen』。開発者のPCゲームに対する想いは強いようです。当初の予定通りにいけば、シングルプレイヤー要素やベータ版リリースを経て2015年初頭の正式ローンチが予定されています。