国内で11月20日に発売した、Electronic ArtsのPS4/Xbox One向け格闘ゲーム『EA Sports UFC』PS4版のプレイレポートをお届けします。
『EA Sports UFC』はEA Canadaが開発したUFC題材の本格格闘ゲーム。ヘビー級やライト級など日本人選手を含めた80人以上のファイターを収録している他、映画俳優で截拳道（ジークンドー）の使い手でもあったブルース・リーが登場します。UFC（アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ）は、米国のズッファLLCが主催する総合格闘技イベントで、ファイターはオクタゴンと呼ばれる金網で囲まれた8角形のリングで戦います。
過去にUFCを題材にした格闘ゲームは、ユークス開発の『UFC Undisputed』シリーズをTHQが販売していましたが、2012年にライセンス契約を終了したことをきっかけにEAが権利を取得しています。
ブルース・リーを紹介するトレイラー
本作の試合におけるファイターや会場などの再現度は高く、戦闘も戦術的なものに仕上がっています。ゲームモードは、オーソドックスなPvPの対戦モードや自分だけのファイターを制作できるキャリアモード、オンラインのチャンピオンシップモードなどです。
チュートリアルは打撃や防御など基本的な動作を教えてくれます
対戦におけるファイターの操作に関しては、アッパーやボディーブローなどを簡単なボタンの組み合わせで繰り出せますが、技のバリエーションや使用ボタンが多いためシンプルなようで複雑な操作に翻弄されてしまうこともありました。また、ボタンのレスポンスでは軽いラグのような感覚があるので、打撃戦は攻撃の読み合いによって進行します。また、UFCは総合格闘技であるので、サブミッション・ホールドを繰り出す事が可能。相手選手にマウントされると抜け出すことは難しく、そのままホールドされてしまうことがあります。
キャリアモードでは、豊富なアセットから自分で好きなファイターを制作して試合に挑むことが可能。制作した選手などに様々な技やステータスを設定して育てます。なお、このモードをハードでクリアすると、ブルース・リーがアンロックされてプレイ可能になります。
