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「The Game Award 2014」で見事Game of the Yearの座に輝いた、BioWare開発のファンタジーRPG最新作『ドラゴンエイジ:インクイジション(原題:Dragon Age: Inquisition)』。そんな同作を思う存分に体験プレイ出来る特別イベント「審問官の出張会議」が、東京と大阪で同時開催されました。今回の記事では、アイ・カフェ AKIBA PLACE店で行われたマルチプレイセッションの様子をレポートします。
過去の2作品から飛躍的な進化を遂げ、ボリュームたっぷりなシングルプレイのみならず、奥深いマルチプレイモードも搭載した本作。「審問官の出張会議」では、シングル用キャンペーンモードとはひと味違った物語をフレンドと一緒に楽しめるCo-opプレイに焦点を当てています。
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ハイファンタジーテイストの壮大なゲームトレイラー映像が上映され、満を持して登場したのは
ゲームタレント「えどさん”&ふみいち」のお2人。ニコニコゲーム実況チャンネルで『ドラゴンエイジ:インクイジション』の魅力を伝える生放送番組を届けていた彼らの軽快なトークによって、イベントは幕を開けました。
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全3部に渡って送られるマルチプレイセッションに参加するのは「えどふみ」と来場者の中から抽選で選ばれたプレイヤー、そしてGame*Spark編集者の河合律子。『ドラゴンエイジ』シリーズの人気キャラクター“レリアナ”のコスチュームを身に包んでやってきた“リツアナ”ですが、なんでも今回のイベントに向けてマルチプレイモードを相当やり込んだとのこと。極限まで育て上げた攻撃特化の戦士“リーヴァー”を提げて、Game*Sparkから出張会議に登場しました。
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我らがリツアナとタンキーな“軍団兵”を操るえどさん“、後方射撃を得意とする“射手”のふみいち、ゲストプレイヤーがチョイスした魔道士系クラス“伝承者”が揃い、早速マルチプレイセッションの幕開けです。カンストまでレベルが上がり切っている「リツコ・ザ・タイタン」を見て、えどふみからは「闇の儀式から力を得る恐ろしい戦士、タイタン……!」「強そう過ぎるんですけど!」と畏怖の念を抱きながらのツッコミが入りました。
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いよいよマルチプレイがスタートし、「エルフの遺跡を確保する」と言うクエストに挑戦するプレイヤー達。マルチプレイ初体験のえどふみコンビとゲストプレイヤーが悪戦苦闘しながら突き進み、ピンチのときにリツアナが火を噴くプレイスタイルでなんとか冒険を進めていきます。「後ろから敵だ!」「ワナじゃん!」「硬い敵出た!硬い敵出た!」とドタバタ騒ぎの3人の下に駆けつけて敵モンスターを難なく薙ぎ払うタイタンは、どこか鬼教官的な存在感を醸し出していました。
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しかし、1人が飛び抜けて強いところでサクサク進むことは出来ない巧妙な難易度の『ドラゴンエイジ:インクイジション』マルチプレイモード。クエストの最終局面まで進みながらも、新米タンクや射手、伝承者達が次々と撃沈。モンスターラッシュを防ぎ切れずタイタンも敢えなく敗北してしまいました。
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ちなみに、マルチプレイセッション中にも「審問官の出張会議」ではシングルプレイ試遊ブースが提供されていました(写真は開場前)。ブースには『ドラゴンエイジ:インクイジション』を一からプレイするユーザー達が集っており、中にはシナリオ開始前のキャラエディットに没頭しているプレイヤーも見られました。とてつもなくバリエーション豊かな調整を施せる本作に早速のめり込んでいたようです。
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そして、第一部後半以降では新たなゲストを上新電機 ディスクピア日本橋の会場から招き、東京ー大阪間を跨ぐオンラインCo-opも実施。ボリューミーなシングルモードを既にクリア済みのユーザーなども交えて、通常よりも高難易度なプレイにも挑戦していました。
初戦では極限まで鍛え上げられたタイタンを引き連れても惜敗を期していたえどふみコンビですが、プレイを重ねていきながら“軍団兵”が持つ鉄壁化スキル「歩く要塞」や“射手”が全力の矢を射る「フルドロー」などを駆使し、それぞれのロールを意識したプレイングに徹していました。メインシナリオとは直接関係がなく、ある種スピンオフ的なモードとも言えますが、4人の中で戦略を練りながら『ドラゴンエイジ』の世界観を楽しめる魅力的な遊び方と言えるでしょう。
・『ドラゴンエイジ:インクイジション』特集ページ
・『ドラゴンエイジ:インクイジション』公式サイト