●Destructoid: 80/100
●IGN: 78/100
- ジョニー・ギャットとキンジー・ケンジントンがプレジデントを救出する冒険を、4~6時間ほど楽しめる作品。『Saints Row』お馴染みの舞台「スティールポート」の縮小版といった規模のステージにて、全く新しい体験が可能となっている。『Saints Row IV』では、ハイ・ジャンプやホバリングなどを初めとした様々な特殊能力を楽しむことが可能だったが、本作で楽しめる飛行はより爽快感を与えてくれる。
●Game Informer: 75/100
- コンセプト: 地獄でジョニー・ギャットとキンジー・ケンジントンがサタンと相対する短いスタンドアローン・アクション作品
- グラフィック: 地獄が炎や硫黄に包まれており、印象的な光景が見られる。グラフィック表現は前世代機を思わせるものとなっており、舞台を飛び回っているとフレームレートが低下することがある
- サウンド: 「オッカムの剃刀」などを語る素晴らしいジョニー・ギャットの音声が多数存在する。しかしながら評価すべきは、ディズニー風の素晴らしいミュージカル・ナンバー
- 操作性: 天使風に飛び回ることが可能な、新たな『Saints Row IV』
- エンターテインメント性: コンパクトかつ楽しいが、難易度が低い
- リプレイ性: あり
●VideoGamer: 70/100
●PC Gamer: 67/100
●Eurogamer: 60/100
●Giant Bomb: 60/100
- (『Saints Row: Gat Out of Hell』は)さほど大きくないボリュームとなっており、メインストーリーは2時間ほどで終わる。クレジットロールを見たあとに7時間ほどプレイし、92%の達成率。しかしながら、ステージを飛び回り、オーブを集めるためだけにそこまで時間をかける必要はない。新たな『Saints Row』コレクションを探しているのであればうってつけだが、これまでのシリーズ作品に見られた大きなアップデートは見られない。
●GamesRadar: 50/100
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
海外で1月20日にPC/PS4/Xbox One/PS3/Xbox 360向けにリリースされた『Saints Row: Gat Out of Hell』の海外レビューです。PS4/Xbox One向けタイトル『Saints Row IV: Re-Elected』に合わせてリリースされた本作は、『セインツロウ』シリーズのなかでも人気の高いキャラクター「ジョニー・ギャット」に焦点を当てた、スタンドアローンのDLC作品です。
メタスコアはPS4版が70(サイト数: 16)、Xbox One版が71(サイト数: 8)、PC版は67(サイト数: 7)となっています(PS3/Xbox 360版は集計不可)。地獄が舞台となる本作は、ジョニー・ギャットと相方となるキンジー・ケンジントンがサタンと戦い、プレジデントを救出することが目的。派手なアクションも特徴的な『Saints Row IV』において、ジョニー・ギャットたちは飛び回ることが可能。地獄を自由に回遊することができるとのことで、その爽快感は同シリーズを楽しんできたユーザーならば楽しめる、といった印象のレビューが集まっています。
反面、次世代機でのプレイなどは大きな進化が感じられないとの評価も集まっています。グラフィック面での驚きなどを見せているサイトはほとんどなく、作品自体も『Saints Row IV』のなかにあるストーリーのひとつといった評価にとどまっています。またボリュームについてもさほど長く楽しめるものではなく、1日でクリアできるレベルのものになっているようです。

しかしながら価格帯も安価になっているため、気軽にシリーズの雰囲気を楽しむことが可能。過去作をプレイしていない人の反応はわかりませんが、ファンにとっては充分満足できる作品となっているようです。
本作は日本での配信などは未発表。同様にPS4/Xbox One版『Saints Row IV』である『Re-Elected』も発表は行われていませんが、過去作を楽しんだ日本のファンもいつかプレイする日が来るかもしれません。