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2月13日、幕張メッセで開催されたJAEPO2015のセガブースにて『ワンダーランドウォーズ』のプレイアブル出展が行われました。本作は4対4のオンライン協力対戦ゲーム。2月中には稼働予定となっておりますが、一足先に体験してきました。
『WONDERLAND WARS』はざっくり説明すればタッチペンでプレイするMOBA系ゲームです。4対4の対戦ゲームで、7分の制限時間内により多くのチームゲージを減らすと勝利。チームゲージは敵チームの操作キャラを撃破、もしくはフィールド上の拠点を破壊すると減ります。カジュアルながらも本格的なMOBAのような戦略性が楽しめます。
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プレイヤーはそれぞれ「キャスト」と呼ばれる操作キャラを選択。キャストには前衛のファイター、ダメージソースのアタッカー、回復と敵の妨害をつとめるサポーターの3つのロールがあります。操作はレバーで移動、タッチペンで通常攻撃やスキルを発動と独特なものとなっています
通常攻撃は直線を描くストレートショットと曲線で複数の敵をターゲットするドローショットの2種類あります。どちらも自分のキャストの位置から線を引く必要があるため、最初は操作に戸惑いました。レベルアップごとに使用できるスキルは、画面下のデッキからフィールドにカードをフリックして発動。フリックした時点で即時発動するものから、さらにターゲットをペンで指定するものなど様々です。
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実際のプレイは参加者8名による4対4のチーム戦。それぞれ好きなキャストを選択可能。同じチームに同キャラ選択も可能でした。『League of Legends』ではADCを使っている筆者は遠距離攻撃のアタッカーである「リトル・アリス」を選択しました。ステルスをかねた回復スキルや毒やスロウのデバフスキルなどがそろっています。さらに各キャストには試合中に一度だけ使用可能な強力なワンダースキルも用意されています。
ゲーム序盤はお互いに相手の拠点を目指します。キャスト以外にも自動的に敵陣を攻めていく兵士が出現。まずは相手の兵士をつぶしながら戦線を上げていきます。ラストヒットの概念はなく経験値はチームで共有されます。またお金やショッピングの要素もないため、ゲーム中はビルドを意識することなく戦闘に集中できます。フィールドにはジャングルのような抜け道もあり、相手に奇襲を仕掛けることも可能。お互いに連携を取りながら拠点をうまく攻略していきます。
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MOBAとして特殊な要素としては逆転が可能なソウルゲージというシステムがあります。これはチームゲージが減少すると逆に上昇するゲージであり、最大になるとあらかじめセットされたソウルが発動。フィールドに強力な巨人が出現します。巨人は自動的に敵陣に攻めていくので、タイミングよく攻撃に転じることで逆転が可能となるわけです。
7分のゲーム時間は実際にやってみるとあっという間でした。タッチペンを使った操作は最初は戸惑いますが、システム自体は適度にシンプルですぐに理解できました。通常攻撃のモーションには結構な硬直があるため、適当に攻撃をばらまくのではなく、タイミングを上手くはかる必要があります。ラストヒットやファーミングの要素はありませんが、本作独特の立ち回りが必要なようです。
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ゲームが終了するとカードをゲットできます。カードにはゲーム中に使用するスキルや能力を高めるアシストといった種類があります。通常のMOBAにおけるスキルビルドやアイテムビルドをこれらのカードで行うという仕組みです。さらにキャストそのものを強化するオーバードライブというカードもあり、こちらは累積した効果が見込めるため、継続的なプレイヤーが有利になりえます。
アーケードでは初となるMOBAタイトル。体験できたのはわずかな時間でしたが、もっとプレイしてみたくなりました。