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映像:VIDEO REVIEW Hatred (levelup.com)
●LevelUp: 70/100
- 『Hatred』は素晴らしいゲーム性と表現力を備えている。しかし、奥深さの欠如や誇張された描写は、多くの場合パロディー的な領域に陥っている。
●JeuxActu: 65/100
●Vandal Online: 60/100
映像:WTF Is... - Hatred ? [strong language]
●Game Informer: 65/100
- 本作は非常にシリアスかつとてつもない暴力性と殺人演出を謳っているが、結局のところ滑稽なものに思える。
- ひどいゲームと言うよりも、無駄なゲーム。セールのときに見つけたら買ってもいいだろう。
- 『Hatred』について取り立てて言うことはない。ツインスティックシューターで、銃が使えて、オブジェクトがある。ほとんどのオブジェクトは、社会の脅威か爆発物のように扱われている。本作には新しくて魅力的な要素はなく、このジャンルについて語ることもない。
●PC Gamer: 48/100
●Multiplayer.it: 48/100
- 『Hatred』は古風なツインスティックシューター。幸運なことに、数時間でエンディングまで辿り着く。
映像:Hatred - GameSpot Plays
●GameSpot: 30/100
- 良い点
- 印象的なビジュアル
- シンプルで、機能性のあるアイソメトリックシューターとしてのプレイ感
- 風刺やカタルシス、主題や楽しさの面において失敗している
- ステージを超えたプレイバリエーションは実際のところゼロ
- 物珍しさは一瞬のうちに消える
- 価格を考慮するとあまりにも短いし、単調
悪い点
●Shacknews: 30/100
●Metro GameCentral: 30/100
●Guardian: 30/100
- 最悪なのは、公園のベンチで悪態をつく酔っぱらいに等しいところ。最高なのは……その酔っぱらいが飛び上がって、プラスチック製のナイフを振り回すところ。
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2015年6月1日に発売された、Destructive Creations開発の新作シューター『Hatred』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは45点。残虐性の高いアナウンスメントトレイラーと共に鳴り物入りで発表された本作ですが、そのゲーム内容には不満点が目立った模様。合計27件のレビューのうち13件が「賛否両論」、14件が「ネガティブ」なものとなっていました。
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アイソメトリックビューのシューター作品としてはまずまずのレビューも見られており、ツインスティック操作やオブジェクトの破壊演出については及第点と言った感想が述べられていました。しかし、本作を特徴付ける「バイオレンス演出」を高く評価するレビューは多くありません。問題視され得る残虐性を踏まえた上で、「ボリュームが少ない」「平均未満」「シンプルに語れば、面白くない」と辛口のコメントが寄せられていました。
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また、ユーザーレビューは合計で274件のコメントが寄せられており、ポジティブなレビューは128件、ネガティブなレビューは127件、そして19件において「賛否両論」の判断が下されています。過剰な暴力性には「昨今では珍しい」「ストレス解消になる」と語られており、ノワール調のグラフィックに高く評価する声も見られていました。ちなみに、Steamストアページで見られるユーザーレビューは「非常に好評」とされており、初代『Postal』と比較しながらのコメントも投稿されています。