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E3にてCo-opモードである「Terrohunt(テロハント)」が発表されたUbisoftのタクティカルシューター『Rainbow Six Siege』。E3会場のUbiブース特別エリアでプレイアブル展示されていた本モードを体験できたので、インプレッションをお届けします。
「Terrohunt」モードはAIを相手に1~5人でプレイする協力型ゲームモード。シリーズ作品では『Rainbow Six Vegas』シリーズで実装され、リプレイ性の高さ、挑戦しがいのある難易度で人気を博していました。
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『Rainbow Six Siege』のテロハントモードでは、従来と比べAIがより賢く生まれ変わっており、また、リプレイ性を大きく向上させる要素として、オブジェクトや敵ユニットの配置、シチュエーションなどを組み合わせて変化を生む、Siege Generatorと呼ばれるシステムが組み込まれています。用意されているミッションは「Disarm Bombs」、「Hostage」、「Extraction」、「Terrohunt Classic」の4つで、11マップがプレイ可能とのこと。
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ブースでのゲームプレイは、筆者を含めその場に居合わせた5人で、コートジボワールのフランス大使館をを舞台に、テロリストが設置した爆弾を解除する「Disarm Bomb」ミッションを体験。実際にプレイしてみた感想としては「かなり連携が重視されるゲームモード」という印象です。チームに居たFPSに不慣れなプレイヤーが味方とはぐれてしまい、あっという間にダウンする場面も。単独行動などの迂闊な動きが命取りになります。
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テロリストのAIはかなり賢く、設置物を利用した身を隠しての射撃はもちろん、側面に回り込んできたりとなかなか厄介。加えて、あらゆる所にトラップが仕掛けられており、敵が居ないと思って油断して進むとトラップの餌食になります。
ほどなくしてチームは最初の爆弾解除ポイントへ到着。解除装置を持っているプレイヤーが装置を起動し、1分間装置を守る解除プロセスが開始します。その間はテロリストAIによる解除阻止行動が行われ、バリケードや壁を爆破しての突入やスモークグレネード、フラッシュバンなど、あらゆる手段を用いてプレイヤーへと襲い掛かってきます。道中で既に2人の仲間を失っていた我々はテロリストの激しい波状攻撃に耐え切れず全滅。ミッションは失敗に終わってしまいました。
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PvPで連携が重要となるのは言うまでもないですが、テロハントモードでも同様か、それ以上の連携が必要となりそうです。突入する場面でのタイミング合わせや、敵の位置、味方同士のカバーリングポジション、浸入経路の決定など、コミュニケーションが求められる場面も多く、そうした意思伝達がスムーズに行えるかが攻略の鍵になるのではないでしょうか。
『Rainbow Six Siege』はPC/PS4/Xbox One向けに海外で10月13日、国内ではPS4/Xbox One版が10月15日に発売予定。また、海外では9月24日よりオープンベータテストを実施予定です。