●USgamer: 100/100
- 『Everybody's Gone to the Rapture』は実験的なインタラクティブフィクション、もしくはアート作品だろうか?それがなんであろうと、本作は記憶に残るゲーム体験をもたらしてくれる。
●Push Square: 90/100
●GamesRadar+: 90/100
●GameSpot: 90/100
- 良い点
- 美しく、情緒的な雰囲気を携えたノンリニアなシナリオ
- オーディオ/ビジュアル両面共に、攻略の為の手がかりとして見事に活用されている
- 豊かで高精細に描かれた世界
- 隠された秘密や揺るぎない緊張感に包まれている
- 移動速度にはイライラする
- 手動セーブ機能がない。チェックポイントも少なくて、オートセーブ区間が遠い
悪い点
●IGN: 80/100
- 『Everybody’s Gone to the Rapture』は緻密な世界観の構築、刺激的なトーン、豪華出演陣と言った面で優れている。5時間の中には、本当に素晴らしい探索や発見、思い出に残る瞬間が満ちていた。
●EGM: 75/100
●Multiplayer.it: 70/100
●Polygon: 70/100
- 『Everybody's Gone to the Rapture』は、「世界の終わり」を超越したシリアスな物語や情緒的な要素と言ったいくつかの素晴らしいものを備えている。
●Playstation Universe: 65/100
●Slant Magazine: 50/100
- 『Dear Esther』と同様に、技巧的で良い空気感のゲーム性を提供している。シンプルに言ってしまえば、ゲームプレイ自体はそれほど楽しくない。
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8月11日よりリリースされたPS4向けアドベンチャー『Everybody's Gone to the Rapture』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは77点。本記事執筆時点で23件のレビューが投稿されており、そのうち13件が70点を超えています。最高点数はUSgamerによる100点満点、最低点数はGameblog.frの40点です。
レビュー全体を通して注目されていたのは、「ゲームプレイ」を通して物語を楽しめるインタラクティブなシナリオ性。彩り豊かでありながらも喪失感を覚えさせる世界観や、ゲーム攻略のきっかけになるオーディオ演出には高い評価が与えられています。開発元The Chinese Roomが過去に手掛けた『Dear Esther』と比較するレビューも見られており、ゲーム全体を包む印象的なムードやストーリーテリングは「記憶に残るもの」であると評されていました。
その反面で目立ったのが、ゲームの操作感やシステム面での不満点。主要アクションとなる移動のペースは遅く、オートセーブの不親切も欠点として挙げられていました。65点を与えたIGN Spainからは「インディーらしい企画」「せっかちなゲーマーにはオススメできない」とのコメントも。
本作は『Everybody’s Gone to the Rapture -幸福な消失-』として、国内向けにもリリース中。価格は2,000円(税抜)です。なお、2015年8月11日(火)~8月25日(火)までに購入したユーザーには、PS4用オリジナルテーマが早期購入特典として贈られます。