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Game*Sparkの不定期ゲーム紹介コーナー。今回は『RIFT』や『Defiance』を手がけたTrion Worlds開発のFree-to-Play MMORPG『Trove』をご紹介します。2015年7月9日に正式リリースとなり、Steamでも配信が開始された本作は、3Dドット絵(ボクセル)で描かれるサンドボックスな世界を舞台に、ダンジョン攻略や戦利品集めの「冒険」、そして家やオブジェを建築する「創造」を楽しむことができます。
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本作をプレイするにはTrion Worldsのゲームプラットフォーム「Glyph」のアカウント登録が必要です。Steamで起動したログインウィンドウから飛べる登録サイトでは何故かエラーが出てしまうので、公式サイトから登録しましょう。アカウントを登録し、ログインが成功すればランチャーが立ち上がるので、“Play”を押せばゲームスタートです。
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ランチャー
利用規約の確認とゲーム上での名前を決定したら、プレイするクラスを選択。2015年8月現在では11種類のクラスが存在しますが、最初に選択できるのは登場して間もないクラスを除く9種類です。選択した以外のクラスはゲーム内通貨でアンロックすることでいつでも変更が行えます。クラス選択後はチュートリアルが始まります。本作は日本語には対応していませんが、小難しい話は出てこないので、ある程度の単語が読めれば理解できると思います。
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私はNeon Ninjaを選択肢ました
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チュートリアル
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チュートリアルを終えると多くのプレイヤーが集うワールド「Hub」に送られます。『Trove』にはいくつかの種類のワールドが用意されており、それぞれ次のような特徴を持っています。
- 「Hub」
『Trove』の世界の中心。他プレイヤーとのコミュニケーションの場であるとともに、「Adventure Worlds」などへのポータルも設置されている。 - 「Adventure Worlds」
その名の通り冒険を楽しむ世界。レベルに応じた複数の難易度がに分かれているので、自分にあった世界に飛び込もう。 - 「Club World」
クラブ(いわゆるギルド的なもの)が所有できる独自のワールド。クラブメンバーが自由に建築を行うことができる。
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お菓子のお城
本作のメインとも言えるAdventure Worldsには、それぞれ独自の風景や敵、ダンジョンを備えた様々なバイオームが存在します。ダンジョンには多くの敵や強力なボスが待ち構えており、クリアすると装備品あるいはレシピといった報酬がドロップします。
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鳥海賊のボス戦
自分のレベルの範囲であれば、大きいダンジョンでも数分でクリアできるのでサクサク楽しめます。また、他プレイヤーとの共闘も招待など面倒な手順なく、一緒にダンジョンに入るだけでOKです(経験値やアイテムドロップは個別)。
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見知らぬプレイヤーと共闘し勝利
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各クラスは通常攻撃に加えて、パッシブスキルを1つ、アクティブスキルを2つ、アルティメットスキルを1つ持っており、上手く使うことでより戦闘を有利に進められます。また、スキルはそれぞれ固定されているため、煩わしいスキルビルドに頭を悩ませる必要がありません。
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アルティメットスキルで殴りまくる
少し前に「サクサク楽しめる」とは書きましたが、高レベルのAdventure Worldsではちょっと油断するとピンチに陥るので、スキルを駆使するとともにしっかり装備を整えておきましょう。ちなみに死んでしまっても大きなペナルティはなく、レアアイテムのドロップ率が一時的に下がるだけとなっています。
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死にそう!
装備は武器、帽子、顔、指輪の4つの枠があり、一般的なハクスラと同様にレアリティが設定されています。鍛冶道具を使えば装備を強化することも可能です。なお、本作では要らなくなった装備のデザインだけをコレクションし、今の装備に適用することができます。つまり、「強い武器を拾ったけど、前の武器の方がカッコイイ…」というジレンマから解放されます。
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お気に入りのスタイル
冒険に関する話はこの辺にして、次は建物やオブジェを建築する「創造」要素をご紹介。