9月17日から9月20日まで開催された国内最大ゲームイベント「東京ゲームショウ 2015」にて、ysbryd gamesが販売し、Witching Hour Studiosが手がけたアクションRPG『マスケラーダ 歌と影(Masquerada Songs and Shadows)』がプレイアブル出展されていました。今回、当編集部では本作をプレイしたので、ゲーム概要と共にファーストインプレッションをお届けします。
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『マスケラーダ 歌と影』は、不思議な力を持った仮面を持つ者と、持たざる者との戦いを描いたアクションRPG。装着すると魔法が使える不思議な仮面をめぐって内紛状態にあるヴェネツィア風都市が舞台で、主人公達は仮面を持たざる者の味方として戦っていきます。また、本作は「格差」をテーマにしており、現実世界にもある社会問題をファンタジーの世界で描いています。
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戦闘システムは、『ドラゴンエイジ』シリーズに影響を受けており、アクションRPGとしてリアルタイムで戦ったり、一旦ポーズして戦略的に作戦を組み立てながらスキルを発動したりと、自分に合ったプレイスタイルで楽しめます。属性スキルを組み合わせると特殊な相乗効果が生まれ、例えば、水と炎のスキルを同時に発動させると相手の動きを止められるようです。
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本作にはレベルや経験値という概念は存在せず、スキルツリーを強化することで、キャラクターを成長させていく独自のスキルシステムがあります。スキルツリーは自由に強化可能で、攻撃スキルを中心に強化して攻撃特化型にしたり、回復スキルを取得してヒーラーにしたりと、自分のプレイスタイルに合わせて育成できます。
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また、本作は『マスエフェクト』のジェニファー・ヘイルをはじめとした実力派声優を採用しており、音声やサウンドにもこだわり抜いているとか。
最後に、ysbryd games代表であるBrian Kwek氏のコメントを紹介します。「『マスケラーダ 歌と影』の操作感は、日本人には慣れないものかもしれませんが、プレイヤーの心打つようなゲームにするため、ストーリーに注力しているので、ぜひ本作を手に取ってプレイしてみてください。」
『マスケラーダ 歌と影』は、Windows/Macを対象に2016年4月配信予定。今後PlayStation 4/Xbox Oneでのリリースも予定しているとのことです。
※タイトルの誤字を訂正しました。コメント欄での指摘ありがとうございます。