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「MADMAX」ばりの終末感あふれる車
『War Thunder』で知られるGaijin Entertainmentと、Targem Gamesが開発しているPC向けの新作カーカスタムコンバットゲーム『Crossout』。2015年5月に発表され、着実に開発が進んでいる本作のクローズドバトルテストに参加できたので、インプレッションをお届けします。
武器やレーダー、タイヤ、フレームなど数多のパーツを組み合わせ、コンバットカーを構築して戦う本作。バトルテストでは戦闘システムの他に、目玉となるカービルド機能、パーツの収集、クラフティング、マーケットでの取引が実装されており、本作の魅力を存分に楽しめるものでした。
本作の目玉となる車両の構築は、トラック型やバギー型などの「Cabin」を中心に各種パーツを組み合わせて設計するというもの。「Cabin」は設計のメインとなるパーツで、フレームとタイヤをつけるだけで簡単に「走るだけの車」が出来上がります。
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キャノンを搭載した重装甲車
この「Cabin」にはEnergyやTECといったパラメーターが設定されており、これらの要素が設計に影響を与えていきます。マシンガンといった武装には必要エネルギー量が設定されており、例えば車体のエネルギーが8で、武装の必要エネルギーが2だった場合は、最大で4つ装着可能になります。TECは使用パーツの総数を左右するパラメーターで、パーツに設定されたTEC値の総数が「Cabin」の数値を超えないように設計していきます。
パーツは膨大な種類があり、エネルギーを消費して馬力を増やす「Engine」や、エネルギーを消費せずに馬力が増やせるものの破壊されれば爆発してダメージを受ける「Fuel」といったものもありました。武装は基本的に弾数無制限で、熱を帯びて連射が停止するタイプ。砲などの一撃が強力な武装には弾数制限があり、車両の設計コンセプトで頭を悩ますことになりそうです。
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ホバー装置も存在するようだ
本作の戦闘は8対8のチームバトル。相手の拠点を占領するか、相手を全滅させれば勝利となり、戦闘の成績に応じてパーツが手に入ります。相手の設計と自分の設計がぶつかり合う、操縦者の腕の見せ所です。戦闘においては「Cabin」の破壊で撃破。また、各パーツは個別に撃ち抜いて破壊することも可能で、「Cabin」に重装甲を施している場合など、まずは武装を破壊して無力化した後に撃破するといった戦術も取れます。
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ヘリっぽい車、多分飛ばない
気軽にマシンを設計し、インスタントにバトルが楽しめる本作。最強のマシンを目指すも良し、一芸に特化したマシンを設計してもいいでしょう。『Crossout』のマシン設計には多彩なコンセプトを受け入れる懐の深さを感じました。
本作の今後のリリーススケジュールは不明ですが、バトルテストの時点で完成が近いという印象。今後の続報に期待したいところです。