●GameSpot: 80/100
- 良い点
- 直感的で楽しいステルスゲームプレイ
- 素晴らしい環境で展開するストーリーテリング
- よく練られたミステリー要素
- 力強い声優の演技
- 魅力的に機能するDUALSHOCKでの操作
- 失敗が許されず、テンションが下がる
- 稀に発生する長いロード時間
- キャラクターがプレイヤーに語りかけてくる演出が没入度を下げている
- エピソード4は浮いている
悪い点
●Playstation Universe: 80/100
●Post Arcade (National Post): 75/100
- ハードコアゲーマーが鼻であしらうための作品だったであろうモバイル版『Republique』がPS4版として生まれ変わるにあたって、そこに良心など存在しなかったのではと思う。しかしながらそんな問題は、ディストピア的ストーリーやステルスアクション性を前にすれば些細な問題。どちらも尊いほどに楽しく、本当に革新的な要素だ。
- 第一印象で感じられる以上に熟慮されたゲーム。『Republique』は時折粗削りな一面も見せるが、だからと言ってゲーム性を損なうわけではない。
- 『Republique』は改善の余地がある優秀なステルスゲームだ。政治/社会をモチーフにした魅力的なシナリオは、数多くの引き込まれるようなプロットから編み出されている。そのでこぼこした不均一的な出来は、そのままアイデアを伝えるよりかはいいものだったのかもしれない。
●GamesRadar+: 50/100
- なめらかなアニメーションにリアルな3Dモデル、素晴らしいタッチコントロールを盛り込んだ『Republique』のテックデモで興味を惹かれたのなら、きっと楽しめるだろう。残念ながらシナリオは浅く、一流の脇役がいるにも関わらず、中心人物は面白みに欠ける。本作の物語は、本作が持つ重みをうまく支えられていない。
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リマスタリングが施された『Republique(リパブリック)』PS4版の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは70点。本作はPC向けにも展開されていますが、本記事執筆時においてスコアは公開されていません。
iOS/Android向けに2013年よりリリースされていた本作は、過去に小島プロダクションに所属していたライアン・ペイトン氏が率いるCamouflaj開発のステルスアクションゲーム。コアメカニックや移植としての出来栄え、ジョージ・オーウェルの著作「1984年」から強い影響を受けたと言われるシナリオは概ね高い評価を受けているものの、一部レビューでは「粗削り」「改善の余地あり」と言ったコメントが目立ちます。しかしながらゲーム全体の評価を下げるような大きなマイナスポイントも見受けられておらず、ポテンシャルの高さを感じさせる良作としてまずまずなスコアを叩き出していました。
本作PS4版は国内向けに『リパブリック』として、4月14日に発売予定。これまでには『GRAVITY DAZE』とのコラボレーションアイテムを含む追加コスチュームのイメージが公開済み。パッケージ版は3,600円(税別)、ダウンロード版は3,000円(税別)で提供されます。