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国内向けクローズドベータテストの発表と共にシーズンが始動した『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』国内公式リーグ「LEAGUE OF LEGENDS JAPAN LEAGUE 2016(LJL 2016)」。本記事では、着々と進化を続ける日本の『LoL』シーンの強豪による最終決戦に向け、過去の熱戦を振り返りながら期待される見どころを紹介します。
フロントラインを支えるYutapon選手に応じ、鮮やかなダブルキルでゲームに終止符を打つCeros選手。
当然のごとく「LJL 2016 Spring Split Final」に現れた無敗の王者DetonatioN FocusMe。その中でも海外プレイヤーからも認められるほどのスキルを持つCeros選手は、もはや日本『LoL』界のイチロー的存在と呼んでも過言ではないでしょう。チャンプを操るテクニックのみならず、豊富なチャンピオンプールやBan/Pick時の頭脳戦にも目が離せません。
Ceros選手率いるDFMで78.9%のキル関与率を誇るサポートEternal選手にも要注目。睨みを利かせる“アリスター”の危険なエンゲージ、そして彼に次いで集団戦を巻き起こすチームメイトの的確な判断力にはかなりの見応えがあります。4人の砲火を浴びながらも前線を張り続ける力強さは相手にとってかなりの脅威となり得るでしょう。
Round5 Match3 対USG戦(Game2) Roki選手懇親のクアドラキル!
対する「Rampage」のMidレーナーRoki選手も「LJL 2016 Spring Split Final」の中で見過ごす訳にはいきません。中盤戦からのプレイングはまさに爆発的。チームの前線を支えるTop担当Aotaka選手、Jungler・Paz選手とのシナジーは強豪DFMにとっても侮れない存在のはず。
そして、巧みな集団戦で火力を出し続けるMeron選手はまさにRPGの華とも言えるADC。力強くも安定感のあるプレイスタイルは、グループアップ後にとてつもない威力を見せてくれるのではないでしょうか。
「LJL 2016 Spring Split Final」は4月10日13時より国立代々木競技場第二体育館にて開催。現段階でストリーミングのスケジュールについては告知されていませんが、日本ライアットゲームズのTwitchチャンネルでの配信が予想されます。
本大会の優勝チームは4月16日よりメキシコで開催される世界規模大会「The 2016 International Wild Card Invitational (IWCI) 」への切符が与えられ、ブラジルやラテンアメリカ、オーストラリアを始めとした各国代表との激戦を繰り広げます。