「ハイエンドPS4」はハードコアゲーマーや4Kテレビで高解像度なコンテンツを楽しみたいユーザーをターゲットにしており、現在販売されている350ドルの現行PS4よりも高価になるとのことです。
E3 2016での発表は予定しておらず、より詳細な情報はもう少し待つ必要がありそうです。
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※UPDATE1 (2016/04/19 16:30): 海外メディアGiant Bombがさらなる詳細情報を報告しています。
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最近ちらほらと聞こえてくる「PlayStation 4.5(PS4.5)」あるいは「PlayStation 4K(PS4K)」の噂。現行のPlayStation 4をアップグレードした新モデルであると囁かれていますが、一体どんな特徴を持っているのでしょうか。本記事ではこれまでに海外で伝えられている数々の噂をひとまとめにしてご紹介します。
※本記事で掲載している内容はすべて噂段階の情報です。取り扱いにはご注意ください。
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■PS4.5/PS4Kとは? また現行PS4との違いは?
- GDC 2016以降に噂が浮上し始めた、アップグレード版PS4。
- 現行のPS4から性能がアップし、グラフィック処理能力が向上。
- PlayStation VR向けにより多くのパワーを提供。
- 正式名称は不明。
■スペックや特徴
- より強力なGPUを搭載。オリジナルのものより遥かに小さく、より高いクロックスピードで動作する。現行のPS4の2倍とも。
- 新たなCPUを搭載。
- 4K Blu-rayプレイヤーを搭載し、非ネイティブ4Kのゲームをアップスケール可能。
- メディアプレイヤーアプリは大幅にアップグレードされ、ある種のVRラウンジの話も出ている。
- PS4.5/PS4K向けに開発されたゲームは現行PS4でも動作するが、パフォーマンスを犠牲にする(PS4.5/4Kでは1080pの60fpsで動作するゲームが、現行PS4では900pの60/30fpsでの動作になるなど)。
- 既存のPS4ゲームはPS4.5/PS4Kで動作する。パッチによって新システムの恩恵を得られる可能性はあるが、一部の例外を除いて未定。
■価格や発売時期
- PS4.5/PS4KはPS VRの発売(10月)前に発表される。
- 発売は2017年Q1後半を予定。
- 価格は399ドルを計画。
- 新CPUの搭載によっては499ドルとなる可能性も。しかし499ドルを超えることはない。
- 現段階で現行PS4ユーザーのための交換プログラムは計画されていない。しかしそれは変わる可能性もある。
- 現行PS4の生産は継続して行われる。
■対応タイトル
- 既にいくつかのデベロッパーが開発キットを持っており、PS4.5/PS4Kのスペックに合わせたゲームを開発している。
- ローンチ時に利用可能な重要タイトル
『Deep Down』
『God of War 4』 - PS VRタイトル
『EVE: Valkyrie』
『Robinson: The Journey』
『グランツーリスモSPORT』
Digital Foundryによる技術的な考察
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もし真実であればコンソール機の世代サイクルに大きな変革をもたらすであろう「PlayStation 4.5/PlayStation 4K」。現時点ではまだ噂の段階とはいえ、その気になる内容には多くのゲーマーが注目していることでしょう。E3 2016をはじめとする今後の大型イベントからも目が離せません。