手が不自由な人のためのサンダル型ゲームコントローラー「GEAR」が開発中 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

手が不自由な人のためのサンダル型ゲームコントローラー「GEAR」が開発中

海外エンジニアGeorge Levay氏、Nate Tran氏、Adam Li氏が、障害などによって手が使えない人のためのゲームコントローラーを開発しています。

ゲーム機 周辺機器
手が不自由な人のためのサンダル型ゲームコントローラー「GEAR」が開発中
  • 手が不自由な人のためのサンダル型ゲームコントローラー「GEAR」が開発中

海外エンジニアGeorge Levay氏、Nate Tran氏、Adam Li氏が、障害などによって手が使えない人のためのゲームコントローラーを開発しています。「GEARGame Enhancing Augmented Reality)」と名付けられたこのコントローラーはサンダルのような形をしており、片足当たり4つ、合計8つの入力を認識することができます。実際に『Mirror's Edge』をプレイしている動画も公開されています。


現時点ではトラックボールを併用しての操作となっていますが、Levay氏は多くのゲームで必要とされる15の入力を搭載することを目指しているそうです。チームはこのコントローラーの特許を取得しており、別の会社が製造供給できるよう計画。製造には50ドル~75ドルかかるものの、将来的に製造コストは遥かに低くなるだろうと伝えています。販売価格は大まかな見積もりであると強調しつつ、約100ドルを希望しているとのこと。

ちなみにLevay氏自身、母国ハンガリーの大学在学中に感染症で手足の一部を失っています。その後フルブライト奨学生でジョンズ・ホプキンス大学に留学し、Tran氏とLi氏ともに「GEAR」を考案。2016 Intel-Cornell Cupで大賞を受賞しました。

4つの画面の内、1つはLevay氏がGEARで操作、残りの3つは通常のコントローラーでの操作
どの画面がGEARを使用しているか、視聴者の意見を募るアンケートも行っています
《RIKUSYO》

雑多人間 RIKUSYO

某洋ゲーショップの商品データ作るバイトしてたら、いつの間にか海外ゲーム紹介するようになってた。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム機 アクセスランキング

  1. 『モンハンワイルズ』携帯ゲーミングPC動作テスト動画が公開―中には60fpsを超えるデバイスも

    『モンハンワイルズ』携帯ゲーミングPC動作テスト動画が公開―中には60fpsを超えるデバイスも

  2. 最近のゲームの初回起動時に待ち受ける謎の長すぎ処理時間「シェーダーコンパイル」正体とは

    最近のゲームの初回起動時に待ち受ける謎の長すぎ処理時間「シェーダーコンパイル」正体とは

  3. 『モンスターハンターワイルズ』はSteam Deckで動くのか!?オープンベータテスト第2弾でモンスター討伐に挑む

    『モンスターハンターワイルズ』はSteam Deckで動くのか!?オープンベータテスト第2弾でモンスター討伐に挑む

  4. PS4 Pro/Xbox One X/スイッチ内蔵のモンスターゲーミングPC「Big O」が爆誕!

  5. 立体感のある大迫力サウンドをスイッチに追加せよ! 簡単取り付けでテーブルモードの利便性も向上するパイオニア「ポータブルゲーミングスピーカー」の魅力に迫る

  6. AMDのポータブルゲーミングPC向け新型APU「Ryzen Z2」発表!ただしZ2採用Steam Deckはなし―Valve社員がコメント

  7. ハンドヘルド戦国時代到来!新モデル続々のUMPC価格、スペックひとまとめ

  8. 【Steam Deckお悩み解決】日本語入力のやり方は?スクリーンショットの取り出し方は?

  9. 【UPDATE】海外YouTuberが電子レンジとゲーム機を融合…新ハード「Play-O-Wave」が完成

  10. バッテリー性能が向上し1TBモデルも登場!「Steam Deck」新型の有機EL(OLED)モデルが11月17日に発売―LCDモデルも256GBが2万値下げで6万円からの本格PCゲーミング

アクセスランキングをもっと見る

page top