●Digitally Downloaded: 90/100
- 『LET IT DIE』はFree-to-Playタイトルとしては非常にクオリティーが高い。ダウンロードサイズは数十GBで、ルックスと手触りのすべてが日本のハイエンドゲームの一例のようだ。マイクロトランザクションやプレイヤーに費用を求めるのも、とても妥当なもの。リアルマネーを支払えばゲームの進行を短縮化できるし、犠牲になったキャラクターを保存することもできるが、その見返りは大したことがない。ローグライクジャンルを好きなプレイヤーなら繰り返しプレイすることも厭わないだろうし、キャラクター死亡後に最初からやり直すのも問題ないだろう。
●Game Informer: 78/100
- グラフィックス: タワーのビジュアルは古めかしいところもあるが、そのユニークさと奇妙な質感は今もなお評価できる。
- サウンド: 豊かなサウンドトラックはアクションを始めたりテンションを上げたり、記憶に残る瞬間を支えている。
- プレイしやすさ: ゲームの構造を理解するだけでも時間がかかる。ユーザーインターフェースは分かりにくく、いくつかの重要な部分はとっつきやすくない。その上、ロード時間が長い。
- エンターテイメント性: 豊かなバラエティーに奇妙でありつつも魅力的なキャラクターと舞台、高いチャレンジ性と力強さ、中毒性の高いアイテム収集を備えたゲームを求めている人にとっては、大満足だろう。
- リプレイ性: 高
●Vandal Online: 74/100
●CGMagazine: 70/100
●The Jimquisition: 70/100
- 間違いなく時間を費やすだけの価値がある。プレイし始めるのが用意な点についても、PS4ユーザーかつ賑やかなゲームを好む者に特にオススメしたい。グラスホッパーらしい不気味で小気味の良い立ち上がりはよくまとめあげられている。いくつかの巧妙なオンライン要素を備えたバイオレンスアクションとして評価するならば、プレイしている間は本当に楽しい……。とは言え、特に魅力的なものがあるわけではない。他のグラスホッパー作品同様に、いつかはプレイする必要が出てくるゲームだ。
●Gameblog.fr: 50/100
- 『LET IT DIE』はFree-to-Playの『DARK SOULS』ライクとも言える作品になれたのだが、Pay-to-Win的なプレイ環境には数時間プレイして難易度が跳ね上がったところで、がっかりさせられるだろう。
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12月3日より海外でPS4向けにローンチした『LET IT DIE』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは71点(総レビュー数19件)。須田剛一氏が率いるグラスホッパー・マニュファクチュアの期待度に応えつつ、上々の点数をマークしました。
Free-to-Playタイトルとして海外で提供され始めた本作ですが、そのプレイフィールは中毒性の高いものと受け取られ、須田剛一氏ファンをニヤリとさせるセンスが炸裂していた模様。「ゲーム内で死亡したキャラを蘇らせる」などのマイクロトランザクションに「Pay-to-Win」との声も上っているものの、音楽やビジュアルの冴え渡った演出やオンライン要素には多くのレビューで好印象なコメントが届いていました。
『LET IT DIE』は国内では2016年より提供予定。2017年1月22日には同作をテーマにしたフェスイベント「LET IT FES」がZepp東京で開催予定です。