●Destructoid: 95/100
- 今作も豪華な出来で、まさにPS4の為に新たに作られたタイトルだ。ちょっとした飛び入りもあるが描画距離も広がっているように感じたし、『GRAVITY DAZE 2』のように上下の挙動に重点を置いたゲームが、空中に押し上げられながらどこへ向かうのか分かりやすくなったのは、とても好ましいことだ。
●GameSpot: 90/100
- 良い点
- 素晴らしい移動システムのセンス
- 美しいフィールド環境
- 印象的なボス戦
- 常に引き込まれるようなシナリオが続く
- 狭いスペースではカメラワークが難しい
- 一部のステルスミッションは退屈
悪い点
- ストーリーにまつわるいくつかのちょっとした問題が起きたあと、『GRAVITY DAZE 2』はそれを正当化し、バリエーション豊かなアクティビティーと個性のある世界観で私を引き込んでいった。新たな重力操作とスタイルは戦闘を更にエキサイティングに変貌させ、優れたシナリオのサイドクエストとキャラクターとの交流は“キトゥン”の世界を更に深く描いている。40時間ほどプレイしたのちも、私はコントローラーを手放せなかった。見つけられるサイドクエストのすべてを終えるまで、再プレイを待つことができない。
- 『GRAVITY DAZE 2』は大規模な続編だが、必ずしもベターな作品になったとは言えない。更に遊べるゲームになったしバリエーションも素晴らしいのだが、ゲームのコア要素の向上はいまいち欠けていて――グラフィックスも素晴らしいとは言い切れない――真の優れた作品にはなりきれていない。
●Polygon: 75/100
●Game Informer: 75/100
- グラフィックス:ロケーションは緻密かつ豪華で、サンパウロやロンドン、ニューヨークのような現実の街並みらしい雰囲気を匂わせている
- サウンド: 田中公平氏の、オーケストラサウンドにドラムス、サックスを融合させた楽曲は、街並みを美しく飛び交いたくさせる
- プレイしやすさ: キトゥンの能力の操作性は概ね良いものの、カメラワークが戦闘速度に追いつかない問題がある
- エンターテイメント性: 『GRAVITY DAZE 2』の巨大な街並みを流離うのはとても楽しいが、ミッションデザインは制限されているように感じるし、古臭くもある
- リプレイ性: そこそこ低い
●Slant Magazine: 30/100
- 滑らかでスピーディーであるべきゲーム性はまるで渋滞に捕まったローカル鉄道のようで、キトゥンの能力が一時的に使えなくなる度に強調されるように感じる。
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1月20日より海外で発売されるPS4向け新作アクション『Gravity Rush 2』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは80点(総レビュー数39件)。そのうち34件は高評価、4件が賛否両論、1件が低評価を与えていました。
前作と比べて大きく広がったマップは多くのメディアが太鼓判を捺し、重力操作の爽快なゲームプレイと高まった自由度に高い評価が寄せられていました。カメラワークに関する不満の声も挙がっていたものの、スコアに影響するほどの大きな問題ではなく、平均して好スコアなレビューを集めていました。
本作は国内では『GRAVITY DAZE 2』として、2017年1月19日発売予定。価格は、通常版・初回限定版が6,900円(税別)、DL版が7,452円(税込)。なお、DL版を予約すると6,372円(税込)のディスカウント価格で購入できます。