Blizzard Entertainmentは、ディレクターのJeff Kaplan氏が『オーバーウォッチ』の近況を報告する最新開発アップデート映像を公開しました。有害プレイヤーへの対処からヒーローのバランス調整まで、様々な話題が語られています。
- 有害プレイヤーの通報機能や通報を行ったプレイヤーへの結果報告機能などにより、プレイヤーからの通報は20%上昇し、迷惑チャットの発生は17%減少した。問題解決には至っておらず完璧ではないものの、より良くなっている。
- 対策プログラムの1つでは、YouTubeなどのソーシャルメディアサイトで非常に有害な行動の事例を探し出し、それに関わっているアカウントの追跡を行っている。
- バランス調整は「コミュニティのフィードバック」「ゲームの統計データ」「開発者の直感」の3つを頂点とした三角形を理念としている。
- 現在マーシーのリザレクトの影響を弱め、ヴァルキリー状態の彼女をより管理しやすくするよう実験している。
- チームはアルティメットをヴァルキリーに置き換えて、リザレクトをセカンダリアビリティに移そうとしたが、現行のオーバーウォッチではセカンダリアビリティとしては使われていない。非常に強力なヴァルキリーとともにマーシーをトーンダウンする必要がある。
- マーシーの変化には最新の注意を払い、トーンダウンしすぎた場合は戻す。
- ジャンクラットはチームが望むバランスポイントからはさほど離れていない。
- コンカッション・マインのフォールオフダメージあるいはコンカッション・マイン自体のダメージのトーンダウンからスタートし、より正確さを必要にして乱雑でラッキーな感覚を減らす。
- ハンゾーの矢散五裂に不満を持つプレイヤーが多い。新しいアビリティも含めた再調整を検討している。
- メイはひどい状況とは思わないが、少しだけ調整が必要かもしれない。しかし細心の注意を払わないといけない。
- シンメトラは状況に合わせたキャラクターであり大きな強化が必要だとは思わないが、依然として議論されている。
Jeff Kaplan氏は戦略に様々なバリエーションがあり、多くのヒーローがプレイされている現在のバランスについてはかなり良いと感じつつも、ファンのプレイを常にチェックしプロシーンにも注意を払っていると締めくくっています。