●Digitally Downloaded: 90/100
『シルバー事件25区』がニッチなタイトルであるというのはあまりに控えめな表現だが、それこそがこの作品の素晴らしいところだ。プレイヤーの思考力を尊重していて、ゲームの中で描かれる熱狂的なシュールレアリズムの中を歩き回ることができ、レイモンド・チャンドラーの作品よりも、古典的なノワールスリラー作品と完全に溶け込んでいる。今日、須田剛一はアクションゲームのクリエイターとして知られている(そしてそれら自体も良作である)かもしれないが、更なるもう1つか2つのビジュアルノベルを作り出してくれるのであれば、私はどんなことだってするつもりだ。
●Hardcore Gamer: 80/100
『シルバー事件』は、活動初期のゲームクリエイターが自身の想像力を見出す、非常に影響力のあるゲームの一例だ。欠陥は残っているものの、才気ある傑作だ。
●Wccftech: 70/100
●SpazioGames: 65/100
●COGconnected: 58/100
●The Games Machine: 58/100
この『シルバー事件25区』のリメイクは、ほとんど忘れられていた作品を後世に残すというためだけにでも、「リメイクされなければならなかった」作品だ。プロットは魅力的であるにもかかわらず、残りのゲーム性は残念なことにゆっくりとしており、退屈だ。SUDA51のファンであるの場合のみ、購入を検討するべきだろう。
PS4向けにリメイクされた『シルバー事件25区』の海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは70点(総レビュー数6件)。75点以上の大台には満たないながらも、「携帯アプリのリメイク版」という背景を考えれば上々のスコアとなりました。
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クリエイター須田剛一氏が手がけた『シルバー事件』の続編となる今作ですが、彼のセンスが発揮された物語は海外のファンにも強く刺さっていた模様。「ニッチ」「ファンなら購入を検討するべき」と、一部のユーザーに向けたレコメンドが目につくところではありますが、やはり彼を追うファンであるのなら『シルバー事件』とあわせて要注目な作品でしょう。
YouTube:https://youtu.be/60qUSq_LGA4
『シルバー事件25区』国内PS4版は、『シルバー2425』として旧作とセットで3月15日より発売予定。PC版はSteamを始めとした配信サイトで販売されます。