
ニンテンドースイッチで発売された『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』は、ゲームボーイで1998年に登場した『ポケットモンスター ピカチュウ』をベースにした新作です。つまり、初代といえるポケモンが元になっているわけですね。
もちろんその間には20年もの月日が流れているわけで、ゲームとしてもかなり進化しています。そして20年前に初代を遊んだプレイヤー、つまり私のようなおっさんからすると驚くべきことばかりなのです。今回はその驚いたポイントを10項目に分けてご紹介しましょう。
■関連記事
◆タケシがくれるわざマシンが超まともになっている

ニビシティのジムリーダーであるタケシは、かつての『ポケットモンスター ピカチュウ』では強敵でした。なんせ電気タイプのピカチュウが主役なのにいきなりいわ・じめんタイプのポケモンを繰り出してくるのですから。当然、新作のほうではナゾノクサを捕まえることができたりと、親切になっていますね。
さらにタケシを倒したあともらえるわざマシンがすごい。かつては「いかり」という使えない技だったのに(イワークが使ってくるあれです)、今では「ずつき」になっているのですから。威力は70で命中100、さらにひるみの追加効果まである驚くべき強さです。「いかり」なんて威力20という驚くべき無駄なわざでした。
◆ポケモンのNNがいつでも変えられる

今回は手持ちポケモンのニックネームをいつでも変えることができます。たくさんポケモンを捕獲するゲームシステムになったので、捕まえていちいち名前を考えるのが面倒ですし、わざわざ名前を変える手間を省いてしまったほうがいいと考えたのでしょう。
それ自体は素晴らしいことなのですが、おかげでシオンタウンにいる姓名判断師がリストラされています。かつて彼はポケモンの名前を変えてくれる大事な人だったのに……。われわれは知っています、彼が仕事を失ったことを。
次のページ:あのポケモンが交換できず、一方でゲットしづらかったアイツはすぐ出てくる!?