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9月12日より開幕となった「東京ゲームショウ 2019」会場のカプコンブースにて、ワーキングタイトル『プロジェクト レジスタンス』のプレイアブル出展が行われていました。本稿では、先日のメディア体験会では書けなかったことや、生きた(?)ゾンビがいたブースのレポートをお届けします。
『プロジェクト レジスタンス』ブースでは、アンブレラの研究施設風のデザインになっていました。
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壁に埋め込まれた実験用カプセルには、アクターが演じるゾンビの姿も!(ゾンビにしてはかなりのイケメンです)
今回の試遊デモは、先日のメディア体験会と同じものでした。音声は全て日本語化されているほか、ゲーム開始前に丁寧なチュートリアルが用意されているので、やや複雑なプレイルールもきちんと把握できるようになっています。また、TGS会場ではアンブレラ社の社員に扮装した女性に事細かに教えてもらえるので、操作に詰まることはないでしょう。
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本作はプレイヤーの1人がマスターマインドとなり、サバイバーの行く手を阻むためにトラップを仕掛けたり、時には自分自身でゾンビやタイラントを操作して対戦を行います。基本的に「PvP」なのですが、4人共闘の「PvE」的な要素もあったり、タワーディフェンスの要素があったりと、既存のジャンルとは異なったゲームシステムとなっています。
今回の試遊では、筆者はマスターマインドとなって、他のプレイヤーを苦しめる役となりました。従来の『バイオハザード』シリーズの操作に近いサバイバー側とは違い、タワーディフェンス要素が強いマスターマインドは、覚える必要がある操作がやや多く感じるのですが、慣れてしまえば、ゲームのラスボスのような気分で脱出を図るサバイバーを翻弄することができます。なお、本ブースでの試遊は、サバイバー側とマスターマインド側のプレイヤーは固定となるようです。
マスターマインドはマップの把握が戦略において最も重要な要素となる印象です。マップ画面を開くと、クリーチャーやマスターマインドの目となる監視カメラの位置だけでなく、サバイバーの動きや、サバイバーが目標としているキーアイテムやオブジェクトが一目でわかるようになっています。
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どこに何を配置すれば邪魔だと感じるかはサバイバー側をプレイしていると次第にわかってくるため、サバイバーもマスターマインドも、お互いの戦略を理解しているとゲームが進めやすくなるでしょう。また、お互いに熟練度が上がってくると「読み合い」が生まれてきそうです。
基本的にマスターマインドは、陰謀を影から操るゲームのラスボス的な立ち位置なので、サバイバーの動きを見ながら鼻歌交じりにネチネチした嫌がらせをしていくという、ちょっとSっ毛が強いプレイとなりがちです。また、例え負けたとしても「ふふ、今回は見逃してやろう」という上から目線となりやすく(あくまで筆者が、ですが)、フラストレーションをあまり感じ辛いのもオンライン対戦ゲームとしては珍しいプレイ感です。
9月14日からは一般の来場者もプレイできるので、気になるユーザーは是非プレイしてみてはいかがでしょうか。