本日10月18日に発売となった、ニンテンドースイッチ『リングフィット アドベンチャー』。“健康“、“メタボリック“、“カロリー”といった言葉がついつい気になってしまう筆者も、さっそく購入してきました。
「これで痩せてモテちゃったらどうしよう」「持ってる服、全部買い直しになったらエライ出費だなぁ」なんて妄想をアレコレ巡らせていましたが、ここでふっと「…付属のリングコンやレッグバンド他のゲームに使ったら、どうなるんだろう」という考えが浮かんできました。
こういうことは、思いついたらやってみるが吉。さっそく試してみたので、どうぞお付合いください。
レベル★:リングコンをハンドルに見立てて、『マリオカート8』で試してみた
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リングコンを見て真っ先に思い浮かんだのが、『マリオカート8』のハンドルになるんじゃないかということ。通常のハンドル操作のように、ジャイロ機能とオートアクセルをONにして、いざチャレンジ。
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いける…!いけるぞ!想像した通り、操作感は通常のハンドルとほぼ同じ。ちゃんと右に傾ければ右に曲がりますし、左もまた同様。通常のハンドルより大きいので、小型カートというより、大型トラックを運転しているような気になります。次回作は『デコトラカート』で決まりですね!(絶対無い)。
ジャンプとアイテムボタンが使えないのが玉に瑕ですが、フィットネスを愛するプレイヤーであれば、そんな些細なことなどお構いなし。むしろ、走行中もリングコンで筋トレできるほうが、大きなメリットであると言えます。カーブでリングコンをギューっとすれば、コーナーリング時にドライバーへ掛かる、急激なGと似たような感覚を体験できるかも。『マリオカート』しながら二の腕を引き締めたい方にオススメです!
レベル★★:レッグバンドを2つ使って、『ARMS』をキックボクシングにしてみた
お次に挑戦するのは、『ARMS』です。こちらは両手に持ったジョイコンを“いいね持ち”するのが大きな特徴。実際にプレイヤーが腕を突き出すことで、ゲーム内のキャラクターもパンチをするという独特の操作感が面白く、運動不足解消になるとも言われています。
今回はその“いいね持ち”の代わりに、レッグバンドを脚に巻いてトライ。幸い、編集部の別のメンバーも『リングフィット アドベンチャー』を購入していたので、手元には2つのレッグバンドがあります。これを左右の脚に巻けば、準備完了。気分はまるで、キックボクシングです。さあ、レッツチャレンジ。
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おおっ!いけんじゃん! 思ったより『ARMS』してます。ちゃんと右脚を出せば右パンチ、左脚を出せば、左パンチが出せます!これこそが、新感覚と呼ぶに相応しい感動。世の中に溢れる“新感覚”という謳い文句に、痛烈なハイキックを浴びせてやりたい。そんな、得意げな気持ちが、胸の奥からこみ上げてきます。
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キャラクターとの一体感も、物凄いです。なんだか本当に、蹴りだけで戦ってる気になってきました。ゲームメディアの編集者は手が命。戦闘で傷つけるわけにゃいかねぇんだ。この足で仕留めてやるぜ。
ただし、“いいね持ち”と比較してガードや移動ができません。ノーガード&棒立ちというストロングスタイルで、相手に立ち向かう必要があります。フィットネス効果と引き換えに相当なハンデを背負ってしまいますが、鍛え抜かれた脚力で全ての困難を乗り越えていきましょう。
なお、そんなレッグバンド『ARMS』ですが、最終奥義である“投げ”だけは使用可能です。“いいね持ち”では両手を同時に前へ突き出すことで可能だった、投げ。レッグバンド操作では、勢い良く両脚を内股にすることで出せます。こんな感じ。
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このスタイルで何戦かプレイしましたが、普通に脚をせっせと上げるよりも、ひたすら内股動作を繰り返したほうが強いんじゃないかな、って感じでした。めっちゃ下半身がプルプルします。誰よりも美しい内股を追求したい方は、レッグバンドで『ARMS』やろうぜ!!
レベル★★ ★:『シノビリフレ』で女の子へのマッサージとフィットネスを同時体験!
最後に試したのが、ニンテンドースイッチのHD振動によって女の子のリアルな鼓動を再現した『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』。健全なゲーム内容と、「爆乳ときめきクロニクル」という言葉のインパクトの振れ幅が、世の男子たちの期待感を「これでもか!これでもか!」と煽ります。
今回『シノビリフレ』で試したのが、本作の最も盛り上がるシーン「ファビュラスリフレ」での操作。女の子とのスキンシップを重ね、ムードが最高潮になった時に行われる、最大の見せ場です。通常はジョイコンをリズミカルに振ったり、上下に動かしたりして女の子をマッサージしていくのですが、ここにリングコンとレッグバンドを使ってみました。さあレッツ、マッサージ。
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リングコンとレッグバンドにセットしたジョイコンを振るたびに、目の前の美少女が艶やかな声を上げています。な、なんだこの感覚は。私は純粋にフィットネスをしているだけなのに、ついつい笑顔がこみ上げてしまう。そして彼女を喜ばせたいというピュアな親切心が、更なるエネルギーに変換されていくではありませんか。
そして、最高に罪深いのがリングコンを触った時に感じる、独特の弾力感…。大事なことなので、もう一度言います。弾力感!
詳しくは申し上げませんが、このモチモチとした反動が、私の筋肉のみならず想像力までも刺激してくるのです。ちょっと固めだけど、プルンプルン!このフィットネスを通じて筋力が付き、リングコンの弾力が「柔らかい」と感じるようになったその時こそ、新しい扉が開くのかもしれません。
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ワンモアセッ!ワンモアセッ!
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いつか到達するであろう“その先”を見据え、筆者の動きは神速を超えます。心臓が破裂しそうなほどの運動量です。伝わりますか?この胸の鼓動が…。
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フィットネスに夢中になっていると、「俺にもやらせてくれよ」とインサイド前編集長の「やまさき」がやってきました。「俺、数年前に初めて見たグラビアDVDも女教師モノだったんだよね」という、誰得情報を披露しながら献身的なマッサージを続ける元編集長。
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ひとしきり堪能した元編集長は、「ありがとう。満足したわ」という言葉を残し、爽やかな笑顔と共に去っていきました。『シノビリフレ』によるフィットネスは、人を笑顔にします。そして、なぜか無性に頑張ってしまいます。これは間違いありません。普段以上の力を出して運動したい方にオススメです。
『リングフィット アドベンチャー』に付属するリングコンとレッグバンドの可能性は、まさに無限大。みなさんもぜひ、自分だけのフィットネスを探してみてはいかがでしょうか。
なお、真面目に『リングフィット アドベンチャー』の使用感をお伝えする記事はこちらです。むしろこっちを、多くの人に読んで欲しいので宜しくお願いします。
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