
季節のイベントも本格始動して調度品や服が充実してきましたね。美術品の流通がスタートし、5月、6月はさらなる時節イベントが目白押し。そろそろ「映え」写真に手を出したくなるプレイヤーも増えている頃でしょう。今回は家の収納を気にすることなくセッティングを楽しめる、パニーことHarveyの撮影スタジオの使い方を見ていきます。
Let‘s Play in English:Use the shooting studio 撮影スタジオを借りよう

「それじゃあ、撮影で気をつけたいことは基本的に三つで、セット、モデル、それと衣装だね」
“worry about ~”で「~を気にかける」を表します。

「要するに、空間をアレンジして、一緒に撮りたい仲間を集めて、それから衣装を渡すんだよ」
“In other words”は「言い換えると」「つまり」という意味で、有名な歌の「Fly me to the moon」でも印象的なフレーズですね。「‘em」は「Them」の短縮形で、くだけた喋り方を表すのによくこれが使われます。

「君のカタログにあれば、セット用にすぐ借りられるんだ! 気が利くでしょ?」
“on the spot”で「即座に」を表します。“Sweet like granola”は直訳すると「グラノーラのように甘い」です。しかしここでの「sweet」は「親切」という意味で、ダブルミーニングよりはオヤジギャグっぽいですね。
「自撮りの気分なら君自身がモデルでも全然いいけど、モデルも招待できるんだよ!」
「自己中心的」を意味する「selfish」に、自撮りの「selfie」をかけてやや強引に「selfie-ish」とくっつけています。

「ああ、それともうひとつ! スタジオのモデルさんには指定のポーズを頼めるからね」
“strike a pose”で「ポーズを決める」ですが、歌舞伎の「見得を切る」もこの“strike a pose”で表せます。「certain」は「確実に」と共に、こういう場合には「特定の」という意味があります。

「もちろん、やってもらいたいポーズは君が見せられなきゃだめだよ――モデルさんのポーズのモデルにならないとね!」
学校でも必ず出る“have to”と”be able to”が同時に出てきましたね。長文読解の問題ではわざとややこしい組み合わせを入れるものですが、知っている並びを見つけて区切りを確実に付けましょう。区切ったブロック同士の関係性を素早く見極めるには数をこなすしかないので、苦手でも果敢に挑む心構えが大事ですね。

「モデルさんにセットに合った服を着てもらいたいでしょ? そこで衣装の出番ってわけさ!」
ここでの「wardrobe」は家具の方ではなく、その中に入っている服そのもののことです。単体の服「costume」と違って、手持ちの服全体を指して「wardrobe」と言います。ちなみに英語で「Costume play」とは、中世の衣装を用意して行う劇、つまり時代劇のことですね。

「家具と同じようにNook Shoppingが服を貸してくれるから、カタログの中からどれでも借りられるよ」
「lend」で貸す、「borrow」で借りるというセットの言葉が出てきましたね。日本語で「レンタルする」とも言いますがこちらは「rental」で「貸し料金」のことを表しています。「lend」とは綴りも意味も違うので、混同しないよう気をつけましょう。

「それと、みんなそれぞれ好みがあるから、住民によっては指定したのを着てくれないよ」
「won’t」で“will not”の短縮になります。よく使われる短縮形は他にも「gonna(going to)」「wanna(want to)」があるので一緒に覚えましょう。
覚えておきたい英単語集:家具、衣装の名前を覚えよう
- Wardrobe:洋服タンス、衣装
- Bookshelf:本棚
- Hearth:いろり、暖炉
- Chest:たんす
- Full-length mirror:姿見
- Flooring:床板
- Tee:Tシャツ
- Blouson:ブルゾン
- Vest:ベスト
今週のキーフレーズ:You the honcho that put this place at head of the class?

「君がここを優等生にした立役者なのかな?」
Harveyと最初に島で出会ったとき、プレイヤーにかけられる言葉です。「honcho」は日本語の「班長」に由来する言葉で、戦後の1950年頃からアメリカで広まったようです。意味もほとんど同じでグループのリーダー、とりまとめ役といったところ。英語に輸出された日本語は結構ありますが、こんな意外なものが定着することがあるんですね。“head of the class”は学校で言うと「学級委員長」や「首席」と訳しますが、ここでは唐突すぎるので「優等生」としておきましょう。
英語ダジャレを読んでみよう:I wonder if it finds me disagrias-able?

「ミイロタテハをつかまえた! ヤな奴って思われるかなあ?」
今回は「Agrias butterfly」についてです。「agrias」の単語でミイロタテハを指し、嫌な奴の「disagreeable」とかけています。“I wonder if ~”は結果が不確定なことを想像する「~だろうか」というフレーズ。これもよく使う便利な表現です。
6月には絶好の撮影イベント「結婚式」が催されます。それまでにしっかりとテクニックを磨いて備えておきたいですね。