PC/PS4/Xbox One向けに基本プレイ無料で配信されている『Apex Legends』では、新たなコレクションイベント「失われた財宝」の開催に伴うアップデートが配信されました。一部レジェンドの性能調整や強化も行われており、イベント開始だけではないアップデートに。今回はその強化内容を中心に紹介していきます。
なお、今回の記事はPC版でアップデートが行われた直後の内容となっており、今後のアップデートにより記事の内容と異なるものになる可能性があるので、ご留意ください。
「ライフライン」はパッシブが丸ごと変更に。「レヴナント」はアビリティ、アルティメットが強化
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まずは強化されたレジェンドについてご紹介します。リワークという形になったライフラインはパッシブアビリティが丸ごと変更されており、ダウンしている味方を蘇生させる時、D.C.Oが単独で蘇生を行ってくれるようになりました。「EA Play Live」の時に紹介されたもので、その間ライフラインは自由に動くことが出来ます。
アルティメットアビリティ「ケアパッケージ」も内容が変更されており、パッケージでアタッチメントが出現する時は2つ分、注射器とシールドセルの枠は3つ分のアイテムが出現するようになりました。なお今回のパッシブの調整により、従来の「戦う衛生兵」で行えた高速回復は消滅しているので注意してください。
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お次はオクタンの調整内容。調整されたのはアビリティ「興奮剤」とアルティメットアビリティ「ジャンプパッド」の2つです。「興奮剤」の方は移動速度の低下が起こらなくなり、移動速度の方は10%アップしています。「ジャンプパッド」の方は使用して飛んだ時に2段目のジャンプができるよう調整が。飛距離を伸ばすのはもちろん、方向転換も可能になっています。上手く使えば敵部隊をかく乱しつつ、有利なポジションを取れそうですね。
クリプトも強化対象に含まれており、まずスパイドローンの展開速度が1秒短縮されました。また、アルティメットアビリティ「ドローンEMP」では、これまで対抗できなかったワットソンのアルティメットアビリティを破壊できるようになっています。
4体目に紹介するのはレヴナント。アビリティ「サイレンス」で行えることが増えており、パスファインダーの「グラップル」、発動しきる前のレイスの「虚空へ」をキャンセル出来るようになっています。他にはミラージュのパッシブによる透明化とデコイの制御もキャンセル、ライフラインの新パッシブもキャンセル対象に入っています。アルティメットアビリティ「デストーテム」では、これまで存在していた効果範囲が削除。「デストーテム」使用後、制限時間が許す限りの距離を移動できます。とはいえデスした時にトーテムまで戻されることは変わらないので、移動しすぎて仲間と離れ離れにならないよう気を付けましょう。
「レイス」はアビリティの使用感が変更される形に。発動させてしまえば、これまで以上に逃げやすく
今回のアップデートでは調整、弱体化が行われたレジェンドも多数存在しています。まず弱体化の方ですが、ジブラルタルは「プロテクトドーム」内でアイテムを高速使用する効果が25%から15%まで減少。コースティックは「Noxガストラップ」が展開しきる前であればどこを撃っても破壊出来るように。防衛面ではともかく、相手が籠っている拠点に投げ込む際の圧力は、これまでのように掛けられなくなったと言えそうです。
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お次は調整対象ですが、レイスはアビリティの「虚空へ」にいくつか変更が行われています。ボタンを押してから効果が有効になるまでの時間が、従来の0.4秒から1.25秒まで延長。さらに効果が有効になるまでの時間、移動速度が20%低下しました。一方、発動している状態では移動速度が30%アップする強化、無敵時間の方も3秒から4秒に延長されています。
また「虚空へ」が発動している最中、今まで見えなかった他プレイヤーの姿が確認できるようになりました。アルティメットアビリティ「ディメンションリフト」については移動距離が25%減少していますが、「虚空へ」を発動させた時、効果が有効になるまでの時間が従来の0.4秒のままに。弱体化の部分が大きいものの、アップデート前と同じように少ないリスクで設置できそうです。
ミラージュはアビリティ「サイクアウト」発動時、ボタンを押しっぱなしにすると自動操作のデコイを生成できるようになっています。またデコイは撃たれた時、独自に台詞を発するように。デコイ繋がりでもう1つ、スカイダイブ中にチームのデコイを生成できるようになっています。パッシブの方は発動中、5メートル以内に敵が近づくとそのプレイヤーに見えるようになりました。
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ローバはアビリティ「盗賊の相棒」が、ワットソンのアルティメットアビリティ「インターセプターパイロン」で無効化されないように変更。アルティメット関連では、アルティメット促進剤を使用した時の増加量が20%へ増加されたほか、「ブラックマーケット」で弾薬のスタックを回収する場合、1つのみ入手できるように変更されています。
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ワットソンの調整内容では、アルティメットアビリティ「インターセプターパイロン」に設置時間90秒の制限が入るようなった他、同時に最大3つまで置けるように。加えてアルティメット促進剤は1スロットで2つまで所持できるよう変更が施されています。
このほか、ジップラインでは一度ジャンプして掴み直す動作を行った場合、掴み直すまでにディレイが発生するように。最初の1、2回はほぼ影響がありませんが、3回目辺りになると掴み切れず落下してしまいます。接地すればディレイはなくなりますが、ジップライン使用中に攻撃を回避することは難しくなりました。ただし別々のジップラインを交互に掴むのであればデメリットはないので、限定された状況下ではこれまで通りに動けます。
期間限定モードではケアパッケージ限定の武器もサプライボックスに。新エリアは調査ビーコンの上位互換になる場所へ
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新モードでは、ショットガンとスナイパーライフルのみが出現する「新・危険地帯」が登場しています。通常マッチと異なり初期装備として進化アーマーとモザンビークを装備し、新アイテムの「モバイルリスポーンビーコン」を所持して始まるほか、回復系のアイテムの出現率が低くなっており、一発の被弾がかなり重くなっています。
また、現在ではケアパッケージでしか入手できない「ピースキーパー」「クレーバー」もこのイベント中はサプライボックスから入手でき、自分で使うことはもちろん、敵が使用してくる機会も多くなるので注意しましょう。
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マップの改編は、キングスキャニオンの南東、リパルサーの南部に「マップルーム」という場所が追加されています。建物内の設備を使うと、調査ビーコンのように次のラウンドの安全地帯がスキャンできるほか、マップ全体の敵の位置を調査できます。ただ、一度使用すると充電が必要となり、連続して使うことは出来ません。
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新環境はレヴナントやクリプトなど特定レジェンドへのメタがカギに?ライフラインは立ち回りを若干変更する必要も
アップデート前に高い評価を受けていたレジェンドの多くに調整、弱体化が実施され、ピック率に大きな変化が起こることが予想されます。特にレヴナントは大きく強化されており、環境に入り込むには十分な性能になったと言えるでしょう。レイスやパスファインダーを始め、一部レジェンドのアビリティへ明確な対策が行える点も大きな強化です。
ライフラインは高速回復ができなくなったため前線での立ち回りが難しくなっていますが、蘇生時に自分が自由に動ける上、シールドを壁にしつつ撃ち合えるようになったのが大きいでしょう。レベル4のバックパックを持てば、パーティの立て直しもスムーズに行えます。味方にライフラインが来た時は、レベル4バックパックを持たせた方がチームの地力を上げることに繋がるかもしれません。