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343 Industriesは、Microsoftストア/Steamにて配信中のPC版『Halo: The Master Chief Collection』について、シリーズ第三作『Halo 3』の配信を開始しました。本記事では、同作のプレイレポをお届けします。なお、筆者はSteam版の『Halo:MCC』をプレイしています。
『Halo 3』とは
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『Halo 3』とは、2007年9月にXbox 360向けでリリースされたSFファーストパーソンシューター。シールドの自動回復や搭乗可能なビークルといったシリーズの特徴はそのままに、次世代機(当時)ならではの美麗なグラフィックスや、初期三部作「オリジナル・トリロジー」のストーリーを締めくくるゲーム展開が見所となっています。2014年には同作を含むXbox One版『Halo:MCC』が発売されていましたが、PC向けのリリースはこれが初となります。
同作では、シリーズ前作『Halo 2』で導入された二丁持ち(デュアルウィールド)のシステムが強化され、初代XboxコントローラーにはなかったLB・RB(左右バンパー)ボタンを使用した左右武器の個別リロード機能が登場。また人類・コヴナント両軍の多数の新兵器や、「バブルシールド」「ステルス」などの使い切り装備といった新たなゲームメカニズムが追加されました。ちなみにキーボード操作では、右手武器のリロードは「R」キー、左手武器のリロードは「F」キー(グレネード投擲キーと同一。二丁持ち時はグレネード投擲不可のため干渉しない)となっています。
PC版『Halo 3』の特徴
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PC版『Halo 3』では4K解像度や無制限フレームレート、21:9のウルトラワイド画面でのプレイに対応。マウス・キーボード操作にも対応し、オプション画面ではキーバインドのカスタマイズも可能になっています。またFOV(視野角)も、歩行操作時・ビークル操作時それぞれで70°から120°まで調整できます。またサンドボックスエディットモード「フォージ」、シングルプレイ・マルチプレイでのプレイを録画して様々な角度から鑑賞できる「シアター」モードなど、同作の特徴的な機能も移植されています。マルチプレイについても、Xbox Liveを使用したオンライン対戦・協力プレイやLANによるローカルマルチプレイが可能です。
無制限フレームレートによる滑らかなゲームプレイ
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Xbox 360版では30FPS固定だった『Halo 3』ですが、PC版ではスペックが許す限りの高フレームレートでプレイ可能となっています。大量の敵味方が入り乱れる戦闘シーンや、シリーズお馴染みのキャラクター達によるカットシーンが200FPS以上で動作する様はまさに驚異的。一方テクスチャやモデルといったグラフィックの方はXbox 360版から変化した印象はほぼ無く、同じくMCCに同梱されている『Halo: Combat Evolved Anniversary』『Halo 2: Anniversary』のリマスター版グラフィックほどの新鮮味は味わえませんでした。Xbox 360版をプレイしていたユーザーは懐かしく感じるかもしれませんが、今回初めて『Halo 3』をプレイする、という方は慣れるまで時間がかかるかもしれません。
マウス操作による素早いエイムが可能に
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PC版『Halo 3』ではコントローラー操作だけでなく、キーボード・マウスでの操作が可能となっています。マウスを使用して素早くエイムを合わせることも出来ます。またキーバインドのカスタマイズも可能なので、「C」キーでしゃがみ派の方や「Q」キーで武器選択派の方も安心です。
Steam版をプレイする際の注意点
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『Halo 3』を日本語音声・日本語字幕付きでプレイするためには、Steamの『Halo 3』プロパティ画面を開き、DLCタブにて「MCC - H3: Extended Language Pack」、マルチプレイを遊ぶためには「MCC - H3: Multiplayer」がそれぞれ必要になります。購入してインストールしてみたけど英語表示になっている、マルチプレイができない、という方は前述のDLCタブを一度チェックしてみてください。
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PC版『Halo:MCC』はMicrosoftストア/Steamにて4,212円(税込)で発売中です。本記事執筆時点で、『Halo: Combat Evolved Anniversary』『Halo 2: Anniversary』『Halo: Reach』『Halo 3』の四作品がプレイ可能。今後のアップデートにてさらに『Halo 3: ODST』のキャンペーン、『Halo 4』が追加される予定です。また、単体で購入した場合の価格は1,150円(税込)となっています。