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今回は、gamescom 2020の「IGN Live X gamescom」にて新たなトレイラー映像とゲームプレイ映像が公開された、『EVERSPACE 2』のデモ版プレイレポをお届けします。
同作は、ローグライク型の宇宙戦闘機シューター『EVERSPACE』の続編。ランダム生成マップを旅する前作と異なり、手作りのオープンワールドを舞台に様々な戦利品を求めながら展開する、クラシックなRPG要素を含むタイトルになるといいます。また、キャンペーンでは様々なキャラクターが味方になるほか、交易要素も用意されているとのことです。
このゲームについて
EVERSPACE 2はファストペースな一人プレイ用のスペースシューティングゲームです。プレイヤーはこの危険と秘密に満ちた手作りのオープンワールドで、奥深い探索や大量の戦利品、クラシックなRPG要素を楽しみながら人間になるための旅路をたどることになります。
キャンペーンでは、それぞれの物語を持つキャラクター達が仲間となります。サイドミッションで味方となってくれるだけでなく、素晴らしい戦利品を求めて厳しい戦いと危険なチャレンジに臨むことになるゲーム終盤でも頼もしい助けになってくれます。
今回筆者はゲームパッドを使用してプレイ。前後左右の移動は左スティック、注視点・照準の移動は右スティック、垂直方向の移動は左トリガー・左バンパー、ロールは右スティック(押し込みと同時)と、FPSタイトルの操作に慣れていれば非常にしっくりくる設定になっています。
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デモ版では「Sentinel」「Interceptor」「Assault Fighter」の3機種から自機を選ぶことが可能で、これはCeto星系内のホームベースにていつでも乗り換えできます。
ゲームの流れとしては、星系内に存在する様々なスポットを「Jump Drive」で巡り、戦闘やクエストをこなして自機のレベルや装備を強化、ゲートを通って別の星系に移動―というものですが、デモ版では星系間ゲートをアクティベートできず、開始場所となる「Ceto」星系のみの探検となっています。燃料消費等の仕様はなく、好きな順番で自由にジャンプ可能なので気の向くままに探索できます。
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戦闘では主兵装(右トリガー)・副兵装(右バンパー)を駆使して敵機を攻撃できるほか、クールタイムはあるが使用回数制限のない「Device」(艦船ごとに搭載Deviceが異なる)、持っている数だけ使用可能な「Consumable」(宇宙空間やトレードステーションで入手)でより殲滅効率を上げることが可能です。
敵が射出する爆弾などは一部「Grab」可能で、それを敵に投げ返すと更なるDPS向上を狙えます。敵は艦船パーツや交易品(Commodity)をドロップすることがあるので、これを入手して装備したり、トレードステーションで売却してアイテムを購入すると良いでしょう。
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なお、デモ版では場所ごとの交易品の価格差がないため、本編でフィーチャーされる予定の交易要素は確認できませんでした。今のところ、敵がドロップしたアイテムを売却することでのみ利益を出せます。
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一通りデモ版をプレイした筆者としては、煩雑さ(ロマン)を取り除き、レベル制などのクラシックRPG要素をミックスしたシングル専用『Elite Dangerous』といった印象を受けました。宇宙テーマのゲームが好きだけど、あまり複雑すぎると疲れてしまう、という方にお勧めかもしれません。
デモ版のバージョンは開発初期段階を示す「Prototype v0.1.11400」。あくまでも本編のゲームプレイがどのようなものになるかというショーケース的なデモ版ですので、ボリュームは多く見積もっても1時間30分程度です。タイトル画面にも注意書きがありますが、本編リリース時には様々な仕様変更や追加がなされているものと予想されるため、ご留意ください。
『EVERSPACE 2』は、2021年にPC(Steam/GOG.com)/海外PS4/Xbox One向けに発売予定で、2020年12月からはSteamでの早期アクセス開始が予定されています。