このような素晴らしいリマスターにおいても『スカイウォードソード』を完璧な『ゼルダの伝説』にすることにはできないが、シリーズの中で最も見過ごされてしまっていた作品が徹底的に改善されている。スイッチを持っている人は、絶対にまた見過ごしてはいけない。
●Nintendo Life: 90/100
●Areajugones: 88/100
本作は、「シリーズの中にその存在を示す」という目的はしっかりと達成している。シリーズ他作品と比較しても、遜色ないほどの魅力に溢れ、楽しく素晴らしい体験をすることができるだろう。
●XGN: 85/100
●Jeuxvideo.com: 80/100
任天堂は2011年に発売された『スカイウォードソード』への非難をしっかりと聞き入れ、徹底的に改善を行なったようだ。異なる操作方法にも対応し、冒険のリズムを崩していたファイによる干渉も最低限になっている。本作は他のリマスター作品よりも多くの変更が行われており、改善が必要だった部分がしっかりと変わっているのだ。
●Guardian: 80/100
●TheGamer: 80/100
本作は、悪く言われていた任天堂の過去作品に再び息を吹き込むことに成功している。発売当時、モーションコントロールは議論の的になったが、今回は2つの操作方法が用意されたことと1080p/60FPSに対応したことで滑らかになり、ついにすべての人に満足してもらえる作品となった。一本道であったり空でできることが比較的少ない点が気になる人もいるだろうが、本作の中心となる剣を使ったゲームプレイやゼルダらしい一本道の作りも、他の多くのゲームと比べれば良い。もし昔ながらの3Dゼルダを楽しみたいのであれば、本作を選べば間違い無いだろう。
●Destructoid: 80/100
●Gamer.nl: 75/100
●Player 2: 67/100
操作にイライラする。疲れるだけで楽しくない要素が満載で、『ブレス オブ ザ ワイルド』の方がほぼすべての面で優っていた。欠点はたくさんあるものの、マップの移動やユニークなアイテム、複雑なパズルには満足する部分もあるだろう。
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ニンテンドースイッチを対象に7月16日発売予定の『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、82点(総レビュー数50件)をマークしています。
『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』は、2011年にWii向けに発売されたタイトルのHDリマスター。Joy-Con2本持ちによる直感的なプレイが大きな特徴となっていますが、今回は普通のコントローラーでの操作にも対応。『ゼルダの伝説』シリーズの時系列において、最古の時代が描かれます。メディアレビューでは、オリジナル版の販売がふるわず、あまり日の目を見なかった作品であることを指摘しつつも、本HDリマスターにおいては大きく改善され、誰もが楽しめる作品になっているという声が多く聞かれます。
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『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』は、スイッチを対象に7月16日発売予定です。