「第二次世界大戦をこれまでにない形で見せる」ということに失敗したとはいえ、本作は素晴らしいFPSだ。キャンペーンモードは壮大な(そして時折ドラマチックな)瞬間に満ちているし、マルチプレイは楽しくてスピーディで、16のマップ(前作の2倍)に豊富なモードとプログレッション要素が盛り込まれているし、新しいゾンビモードは信じられないほど楽しい。
●PlayStation LifeStyle: 85/100(PS5)●TrueGaming: 85/100(PS5)
本作は、スリリングなストーリーキャンペーン、新鮮なマルチプレイヤーモード、そして革新的なゾンビモードが見事に融合させている。シリーズファンのみならず、FPSのファンにとっても素晴らしい体験となるだろう。
●COGconnected: 84/100(PS5)●PC Games: 80/100(PC)
短くてアクション性の高いストーリーモードは、ほとんどすべての本シリーズ作品で私の心を掴んでいる。しかし、マルチプレイの第一印象も非常に良かった。
●PCGamesN: 80/100(PC)●Attack of the Fanboy: 80/100(PS5)
本作は、長い歴史を持つ本シリーズの中において、堅実でありながらもなんとも平凡な作品だ。技術的なレベルでは、現在発売されているゲームの中で最も素晴らしいものの一つではある。しかしゲームプレイは、これまでに見たことのないようなものではない。
●Carole Quintaine: 80/100(PS5)●Hardcore Gamer: 80/100(PS5)
●GameSpot: 70/100(PS5)
本シリーズ作品は、毎年発売されるたび、買う前にどういうものなのかがほぼわかってしまうのが特徴で、今回もその傾向が強い。しかし、本作にとって、これは幸運でもあり、不幸でもある。本作の新要素は本シリーズに追加された良い追加要素であると感じられるが、これらが本シリーズらしさとは必ずしも上手く混ざり合っていないのだ。この「らしさ」はまだしっかりしていて、堅実な銃撃戦、エキサイティングなマルチプレイ、キャンペーンの独創的な場面などは本作を手に取る価値があるものにしている。しかし、これらの要素と追加要素を無理やり一緒にすることで、本作のほころびが見えてしまい、どちらかがもう片方を押しやって前に出るのではなく、両方がダメになってしまっているのだ。
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PC/PS5/PS4/XSX/Xbox Oneを対象に11月5日発売の『コール オブ デューティ ヴァンガード』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、PC版が82点(総レビュー数4件)、PS5版が79点(総レビュー数10件)、PS4版が判定不可(総レビュー数0件)、XSX版が判定不可(総レビュー数0件)、Xbox One版が判定不可(総レビュー数0件)をマークしています。
『コール オブ デューティ ヴァンガード』は、大人気FPSシリーズ最新作。臨場感溢れるシングルプレイヤーキャンペーンや対戦マルチプレイ、協力PvEのゾンビモードなどが楽しめます。メディアレビューでは、ストーリーキャンペーンもマルチプレイヤーもゾンビモードも高い評価を得ており、シリーズファンでなくてもFPSが好きであれば手に取るべきだという声もあります。グラフィックも高評価。
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『コール オブ デューティ ヴァンガード』は、PC/PS5/PS4/XSX/Xbox Oneを対象に発売中です。