本作は最初から最後まで楽しめるゲームで、このバーチャル神話にいとも簡単に没入することができる。ゲームプレイ、サウンド、グラフィックが見事に調和し、PS5ならではの魅力的な作品に仕上がっているのだ。また、開発者による優れた脚本と演出、素晴らしい声優陣、そしてハリウッドの超大作から抜粋したようなサウンドトラックが、本作をPS5の傑作、いや、2022年の傑作に仕上げている。
●God is a Geek: 100/100(PS5)●Jeuxvideo.com: 95/100(PS5)
非常に優れた前作をベースにした本作は、ゲリラゲームズスタジオにとってだけでなく、「クラシック」なオープンワールドというジャンル全般にとって、真の集大成となった。最初から最後まで魅力的で、豪華な芸術的演出が施された世界観、より優れた脚本と演出、戦闘と探索の観点からの魅力にあふれた本作は、あらゆる場面で細部までこだわり、すべてにおいてほぼ文句のつけようがない。それに加え、本作は、模範的なクロスジェネレーションワーク(世代を超えた作り込み)のおかげで、PS5、PS4 Proだけでなく、PS4でも優れているという贅沢ささえあるのだ。惜しむらくは、(ネタバレのため削除)と、大きな新要素がなかったことだが、禁じられた西部で待ち受ける素晴らしい冒険を台無しにするほどではない。本当に素晴らしいタイトルだ。
●Game Informer: 93/100(PS5)●Hobby Consolas: 90/100(PS5)
本作は、非の打ちどころのないアートスタイルと素晴らしい技術的要素を備えた、壮大なゲームだ。続編にふさわしく、前作のあらゆる可能性を増加させているが、その分、セカンダリーやミッション、進行システムには刺激が少なく、ゲームのペースが遅くなっている。いくつかのバグも発見した。
●IGN: 90/100(PS5)●Screen Rant: 90/100(PS5)
本作は、魅力的なキャラクターたちと数え切れないほどの楽しみが満載のSF大作で、完全攻略するには膨大な時間がかかるだろう。
●Malditos Nerds: 85/100(PS5)●Guardian: 80/100(PS5)
●Telegraph: 60/100(PS5)
この荒野をさまよっている間、難しいセカンドアルバム症候群(訳注:2作目は1作目を超えることができない、と言われるもの)の例として最も容易に思い浮かんだのは、ザ・ストーン・ローゼズだった。彼らは、時代を象徴するジャンルを超えたデビュー作を超えるためにおよそ5年を費やしたが、結局は肥大したクラシックロックの焼き直しでバンドのキャリアを事実上終了させてしまった。本作がゲームの「セカンド・カミング」(訳注:キリストの「再臨」の意味であり、ザ・ストーン・ローゼズのセカンドアルバムのタイトル)だとは言わないが、ゲームの「再臨」でもないだろう。
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PS5/PS4を対象に2月18日発売の『Horizon Forbidden West』のMetacritic海外レビューをお届けしました。Metacriticでの平均スコアは、PS5版が89点(総レビュー数101件)、PS4版が判定不可(総レビュー数1件)をマークしています。
『Horizon Forbidden West』は、自然溢れる広大なオープンワールドを舞台に、闊歩する危険な機械獣との戦いや、世界の真相に迫る意外な物語など、多彩な魅力で豊かなゲーム体験を提供した『Horizon Zero Dawn』の続編。メディアレビューでは、ゲームプレイ、サウンド、グラフィック、脚本、演出、声優陣まで、あらゆるものが高レベルであることから、高い評価につながっています。
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『Horizon Forbidden West』は、PS5/PS4を対象に発売中です。